カレーと爆音
来たるべきカレーまつりに備えて、今日は試作の日。
今回はちょっと変化球のカレーを作ってみたくなり、砂肝とひよこ豆としめじなど買って来て、ビール片手に台所の昼下がり。砂肝は炒め物にしたことがあるくらいで、食材としてはあまり使い慣れていないもの。まぁなんとなく作ってみて、もし今ひとつだったら軌道修正すればいいや、などと思い、白くて硬い部分もめんどくさいのであえて取らず。ザッと煮るだけ煮て、試食は夜かなと思っていたけど、ちょいと味見してみたら止まらなくなって、パンといっしょに昼ごはんに。
やべえ。超うめえ。
トマトの酸味に生姜と黒胡椒をガッツリ効かせて、夏っぽいキレのある辛さ。砂肝から旨味が短時間でもよく出ていて、あまり煮込まなくてもよさそう。砂肝独特のコリコリした食感を楽しむには、煮すぎないほうがよいな。白い部分もむしろ取らなくてよいな。修正すべきは、水加減がちょっと多くてシャバシャバになりすぎたところくらいか。
やー、楽しみだ!

夕方から、吉祥寺バウスシアターの爆音映画祭へ。
『ゾディアック』と『燃えよドラゴン』の2本を続けて観る。
まずは『ゾディアック』から。デヴィッド・フィンチャーの2007年の作品、という以外はまったく予備知識のないまま観る。オープニングのタイトルバックに流れる、Santana "Soul Sacrifice" がまァかっこいい。爆音で観にきてよかったと、しびれた瞬間。あとSly & The Family Stoneの "I Want To Take You Higher" とか。そうか、時代背景はウッドストックの頃か。
ストーリーは、実際に起きた連続殺人事件をモチーフにしたミステリー。デヴィッド・フィンチャー独特の映像のリズム感と、スクリーンのなかに詰まった情報量の多さに、かなり惹きつけられつつも、時々置いて行かれそうになる。うっかり集中力がゆるむと「今名前が出てきたのって誰のことだっけ?」「え? なんでさっきの人ああなった?」とか。もっかい観たいな。
つづいて『燃えよドラゴン』。大学生のころに、レンタルビデオで借りてきて何度か観た作品。このポスターの絵ハガキも部屋に貼ったりしてたな。でかい画面で、あのおなじみのテーマソングが爆音で流れてきた瞬間、ブワッとテンション上がる。うひゃー!ゾックゾクするワ!
ブルース・リーはもちろんかっこよくて、これまたしびれた瞬間だったわけですけれど。
最近仲良くなったとある美人の女優さんが、その昔ブルース・リーに心酔しきっていて、台詞を覚えたりアクションをコピーしたりしていたらしいのですな。部屋に等身大のポスターを貼り、尊敬するあまり、そのポスターの前で着替えることすらできなくなってしまった、とか......どういうことよ?今でもブルース・リーの話をするたび、ほんのり顔に憑依してしまうほどに。
『燃えよドラゴン』観ている最中も、どうもその彼女のことが頭をよぎってしまって困った。あああ、そういやあの子もこういう顔するワー、と。もうこれからブルース・リーの作品まともに観られなくなっちゃったんじゃないだろうか。
どうしてくれる!
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来たるべきカレーまつりに備えて、今日は試作の日。
今回はちょっと変化球のカレーを作ってみたくなり、砂肝とひよこ豆としめじなど買って来て、ビール片手に台所の昼下がり。
砂肝は炒め物にしたことがあるくらいで、食材としてはあまり使い慣れていないもの。
まぁなんとなく作ってみて、もし今ひとつだったら軌道修正すればいいや、などと思い、白くて硬い部分もめんどくさいのであえて取らず。
ザッと煮るだけ煮て、試食は夜かなと思っていたけど、ちょいと味見してみたら止まらなくなって、パンといっしょに昼ごはんに。
やべえ。
超うめえ。
トマトの酸味に生姜と黒胡椒をガッツリ効かせて、夏っぽいキレのある辛さ。
砂肝から旨味が短時間でもよく出ていて、あまり煮込まなくてもよさそう。
砂肝独特のコリコリした食感を楽しむには、煮すぎないほうがよいな。白い部分もむしろ取らなくてよいな。
修正すべきは、水加減がちょっと多くてシャバシャバになりすぎたところくらいか。
やー、楽しみだ!


夕方から、吉祥寺バウスシアターの爆音映画祭へ。
『ゾディアック』と『燃えよドラゴン』の2本を続けて観る。
まずは『ゾディアック』から。
デヴィッド・フィンチャーの2007年の作品、という以外はまったく予備知識のないまま観る。
オープニングのタイトルバックに流れる、Santana "Soul Sacrifice" がまァかっこいい。
爆音で観にきてよかったと、しびれた瞬間。
あとSly & The Family Stoneの "I Want To Take You Higher" とか。そうか、時代背景はウッドストックの頃か。
ストーリーは、実際に起きた連続殺人事件をモチーフにしたミステリー。
デヴィッド・フィンチャー独特の映像のリズム感と、スクリーンのなかに詰まった情報量の多さに、かなり惹きつけられつつも、時々置いて行かれそうになる。
うっかり集中力がゆるむと「今名前が出てきたのって誰のことだっけ?」「え? なんでさっきの人ああなった?」とか。
もっかい観たいな。
つづいて『燃えよドラゴン』。
大学生のころに、レンタルビデオで借りてきて何度か観た作品。このポスターの絵ハガキも部屋に貼ったりしてたな。
でかい画面で、あのおなじみのテーマソングが爆音で流れてきた瞬間、ブワッとテンション上がる。
うひゃー!
ゾックゾクするワ!
ブルース・リーはもちろんかっこよくて、これまたしびれた瞬間だったわけですけれど。
最近仲良くなったとある美人の女優さんが、その昔ブルース・リーに心酔しきっていて、台詞を覚えたりアクションをコピーしたりしていたらしいのですな。
部屋に等身大のポスターを貼り、尊敬するあまり、そのポスターの前で着替えることすらできなくなってしまった、とか......どういうことよ?
今でもブルース・リーの話をするたび、ほんのり顔に憑依してしまうほどに。
『燃えよドラゴン』観ている最中も、どうもその彼女のことが頭をよぎってしまって困った。
あああ、そういやあの子もこういう顔するワー、と。
もうこれからブルース・リーの作品まともに観られなくなっちゃったんじゃないだろうか。
どうしてくれる!
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