『神様のいないシフト』


朝からダッバダバ汗かいて目が覚める。
エアコンが苦手なので、できることならつけずにいたいのだけど、もうすでに夏バテしております。
ホント、勘弁してつかぁさい。


paper_front.jpg
チラシの古泉智浩さんのイラストにまずグッと心つかまれる。


菅原ミチルは弱っていた。
バイトに行きたいのに行けないのである。
ミチルはバイト先に休ませて欲しい旨を伝える。
しかし急な欠勤はバイト先だって困るのだ。
シフトが滅茶苦茶になる!
しかしどうしてもミチルにはバイトを休まねばならない事情があった。

ミチルの恋人、ナツミが宙に浮いているからである。
しかも、眠ったまま。

そう。
ミチルの恋人は悪魔に憑かれていたのです。

そんな中、教会から悪魔祓いのスペシャリスト、勅使河原神父がやってきて悪魔と対峙する!

ナツミに憑いた悪魔はおちるのか?
どうして悪魔が憑いてしまったのか?
勅使河原神父は神の力を借りることができるのか?
そしてミチルは、バイトを休むことが出来るのか?

「神様!次いつ入ってくれんの!?」


はじめて観るデス電所。
どんなお芝居やるのだろう、と楽しみにしていたけれど、いろいろギッシリ詰まってる。
歌あり踊りありホラーあり、サービス満点のエンターテイメント。

そうか、竹内さん名古屋の人だった。
あの盛りだくさん感、そう思えばなるほど納得。

背筋にザワザワ忍びよる怖さと、日常の生々しくも切なく美しい台詞。
古泉智浩さんの描くマンガともなかなかリンクしている世界観。
生演奏の和田さんの、必要以上のかっこよさ。なんだ、ありゃ。
ラストの絵も美しかったな。

ほはー。

そしてキシジュン先輩の、ダメさかげんと裏腹な色気。
なかなかいないよ、ああいう雰囲気をしれっと出せる人。


おもしろかったな。
おもしろかったですよ!

 

1