おとなの水族館
さて。美味しいカレーたらふく食って、グダグダに酔っぱらう前にナイトアクアリウムへと向かう。
そもそもナイトアクアリウムって何ぞ? と、あまりイベントの趣旨がよくわからぬまま、道もよくわからぬままに引率してもらい、三越前駅すぐそば、COREDO宝町の日本橋三井ホールにたどり着く。
まず入場料の1,000円を払って中に入ると、広めのイベントスペースに色とりどりのレーザービームが飛び交い、和風のトランスミュージックがドンツクドンツク流れている。なんともいかがわしい。
回廊には水族館みたいな感じで、いろいろな金魚が種類ごとに分かれて展示されている。変な顔したやつらとか。変な名前のやつらとか。
いろいろかわいい。なんかコムデギャルソンの目玉ハートのキャラクターみたいな金魚とか。すごいな、品種改良を重ねていろんなフォルムになったんだろうか。
小さい頃、近くに住んでいるおじいちゃんの家に池があり、お花見の金魚すくいですくってきた金魚や、お堀で釣ってきたフナなどを飼っていた。気がついたらいつのまにやら交配していて、やたら動きの機敏な金魚が生まれたりしていたな、てことをふと思い出した。
そして回廊を抜けると、広いスペースにでかい金魚鉢やら。特設バーカウンターがあってお酒も売っているので、ちょいと一杯呑みながらいろいろ見てまわったり、腰掛けたり。ちなみに毎週木曜日は、山口の美味しい日本酒「獺祭」のバーが出店するとのこと。もちろんこの獺祭ナイトに照準合わせて行ったわけですけどね。
あとは白いパネルの前に平面の水槽を置いて、プロジェクターで四季折々の映像を投影するなかに金魚が泳ぐというものがあったり。屏風型の水槽のなかに、金魚たちが泳いでいるのをボヤーッと見たり。
なんだか楽しいぞ。おとなの水族館。夜の水族館。
いろんな金魚がいたけれど、だいたいが赤/白/黒と色数が少ないから、いろんな照明やら映像を当ててもガチャガチャしすぎないんだろうな。ワビサビですね。
全体的に、なんだかロボットレストランに行ったときのことを思い出す。ちょっとバブルの名残を感じるコンセプトとか。レーザービームの飛び交うなか、舞い踊る女体/金魚を眺めて楽しむ、というところで。
やー、これで1,000円はなかなかお安いな。9月24日までやっているようなので、オススメでございますよ。夜23時までやっているので、お仕事帰りにでも。
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さて。
美味しいカレーたらふく食って、グダグダに酔っぱらう前にナイトアクアリウムへと向かう。
そもそもナイトアクアリウムって何ぞ? と、あまりイベントの趣旨がよくわからぬまま、道もよくわからぬままに引率してもらい、三越前駅すぐそば、COREDO宝町の日本橋三井ホールにたどり着く。
まず入場料の1,000円を払って中に入ると、広めのイベントスペースに色とりどりのレーザービームが飛び交い、和風のトランスミュージックがドンツクドンツク流れている。なんともいかがわしい。
回廊には水族館みたいな感じで、いろいろな金魚が種類ごとに分かれて展示されている。
変な顔したやつらとか。
変な名前のやつらとか。
いろいろかわいい。
なんかコムデギャルソンの目玉ハートのキャラクターみたいな金魚とか。
すごいな、品種改良を重ねていろんなフォルムになったんだろうか。
小さい頃、近くに住んでいるおじいちゃんの家に池があり、お花見の金魚すくいですくってきた金魚や、お堀で釣ってきたフナなどを飼っていた。
気がついたらいつのまにやら交配していて、やたら動きの機敏な金魚が生まれたりしていたな、てことをふと思い出した。
そして回廊を抜けると、広いスペースにでかい金魚鉢やら。
特設バーカウンターがあってお酒も売っているので、ちょいと一杯呑みながらいろいろ見てまわったり、腰掛けたり。
ちなみに毎週木曜日は、山口の美味しい日本酒「獺祭」のバーが出店するとのこと。
もちろんこの獺祭ナイトに照準合わせて行ったわけですけどね。
あとは白いパネルの前に平面の水槽を置いて、プロジェクターで四季折々の映像を投影するなかに金魚が泳ぐというものがあったり。
屏風型の水槽のなかに、金魚たちが泳いでいるのをボヤーッと見たり。
なんだか楽しいぞ。
おとなの水族館。夜の水族館。
いろんな金魚がいたけれど、だいたいが赤/白/黒と色数が少ないから、いろんな照明やら映像を当ててもガチャガチャしすぎないんだろうな。
ワビサビですね。
全体的に、なんだかロボットレストランに行ったときのことを思い出す。
ちょっとバブルの名残を感じるコンセプトとか。
レーザービームの飛び交うなか、舞い踊る女体/金魚を眺めて楽しむ、というところで。
やー、これで1,000円はなかなかお安いな。
9月24日までやっているようなので、オススメでございますよ。
夜23時までやっているので、お仕事帰りにでも。
[酒場めぐり]カレーライス本石亭
夜、水族館好き・酒呑み友だちのぴーちゃんに「ナイトアクアリウム行かない?」と誘われ、行ってみることに。
三越前で待ち合わせして、軽く腹ごしらえしてから行こう、と。お互い食べ物に対する執着心が相当強く、どうせ食べるなら美味しくないと許せない性質だけど、日本橋〜三越前界隈はまったくわからず。まぁ、酒呑みの嗅覚に頼りましょうか、とフラフラ歩く。でも良さげなお店がたくさんあるものの、これといった決め手に欠くなか、ふと見た小さなお店のカウンターの中に立つマスターが、オールバックにビシッと決めたバーテン風情だったところに酒呑みのアンテナがビンビン反応し「ここ入ってみるか!」ということに。
結論から言いますと。
大当たりでございました。
もともとバーとして営業しているんだけど、〆にカレーも出しますよ、というスタンスでやっているお店。喉が渇いていたので、まずはビール。酒呑み心をグッとつかむおつまみメニューの中から、ブルスケッタとフィッシュ&チップスを頼む。
お話好きで気さくなマスターの流れるようなオペレーションがまぁ美しいこと。手際がよくてムダがない。そしてブルスケッタもフィッシュ&チップスも、わかってらっしゃるお味。アツアツ揚げたての白身魚にモルトビネガーかけて、ギネスで流し込む。スコッチの種類も豊富で、ウイスキー好きなぴーちゃんも喜んでいる。
やべえ、超たのしい。
この調子で行くともうウハウハになっちゃって、アクアリウムまでたどり着けなくなりそうだったので、早めにカレーを発注することに。欧風カレー、インドカレー、キーマカレー、ドライカレーの4種類のなかから、自分はインドカレー。ぴーちゃんはキーマカレーのミニサイズを。
......おそるべしカレーが出てきました。
様々なスパイスと、野菜の旨味がしっかり溶けてる濃厚で複雑な旨味のサラサラしたルウに、ゴロッとしたにんじん、ジャガイモ、ジューシーなチキンが乗ったインドカレー。キーマはキーマで、粗くミンチにした挽肉がゴロゴロしてて、手加減しない辛味がブワッと広がる、キレ味鋭い南インド風。
すげえよ!またスコッチのソーダ割りが進んじゃうんだよ!
聞くと、年間300食くらいカレーを食べ歩いて研究をしているのだとか。気に入ったお店はちょっとタッパーに入れて持ち帰り、何が入っているのか分析するほどの研究熱心ぶり。それ、完全に「包丁人味平」じゃないすか!
「お気に入りのお店はどこですか?」と訊くと、まぁいろいろ出てくる出てくる。「ダバ インディアのミールスはやっぱり美味いすよね」「吉祥寺のリトル・スパイスはまだ未訪なので行ってみたい」「入谷のレストラン香味屋も美味しいのよ」だの、それぞれの愛するいろんなカレー談義に華が咲く。
やぁ。しかしイイ店見つけてしもうた。
ぜひまた来て、ほかのもう2種も食べてみないと。常連さんになると、「こんなカレー試しに作ってみたんだけど......」てなやつも食べさせてくれるのだとか。
ガッシリつかまれたうしろ髪を断腸の思いでひきちぎり、ナイトアクアリウムへと向かったのであります。
続きは次回。
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夜、水族館好き・酒呑み友だちのぴーちゃんに「ナイトアクアリウム行かない?」と誘われ、行ってみることに。
三越前で待ち合わせして、軽く腹ごしらえしてから行こう、と。
お互い食べ物に対する執着心が相当強く、どうせ食べるなら美味しくないと許せない性質だけど、日本橋〜三越前界隈はまったくわからず。まぁ、酒呑みの嗅覚に頼りましょうか、とフラフラ歩く。
でも良さげなお店がたくさんあるものの、これといった決め手に欠くなか、ふと見た小さなお店のカウンターの中に立つマスターが、オールバックにビシッと決めたバーテン風情だったところに酒呑みのアンテナがビンビン反応し「ここ入ってみるか!」ということに。
結論から言いますと。
大当たりでございました。
もともとバーとして営業しているんだけど、〆にカレーも出しますよ、というスタンスでやっているお店。
喉が渇いていたので、まずはビール。
酒呑み心をグッとつかむおつまみメニューの中から、ブルスケッタとフィッシュ&チップスを頼む。
お話好きで気さくなマスターの流れるようなオペレーションがまぁ美しいこと。手際がよくてムダがない。
そしてブルスケッタもフィッシュ&チップスも、わかってらっしゃるお味。
アツアツ揚げたての白身魚にモルトビネガーかけて、ギネスで流し込む。
スコッチの種類も豊富で、ウイスキー好きなぴーちゃんも喜んでいる。
やべえ、超たのしい。
この調子で行くともうウハウハになっちゃって、アクアリウムまでたどり着けなくなりそうだったので、早めにカレーを発注することに。
欧風カレー、インドカレー、キーマカレー、ドライカレーの4種類のなかから、自分はインドカレー。ぴーちゃんはキーマカレーのミニサイズを。
......おそるべしカレーが出てきました。
様々なスパイスと、野菜の旨味がしっかり溶けてる濃厚で複雑な旨味のサラサラしたルウに、ゴロッとしたにんじん、ジャガイモ、ジューシーなチキンが乗ったインドカレー。
キーマはキーマで、粗くミンチにした挽肉がゴロゴロしてて、手加減しない辛味がブワッと広がる、キレ味鋭い南インド風。
すげえよ!
またスコッチのソーダ割りが進んじゃうんだよ!
聞くと、年間300食くらいカレーを食べ歩いて研究をしているのだとか。気に入ったお店はちょっとタッパーに入れて持ち帰り、何が入っているのか分析するほどの研究熱心ぶり。
それ、完全に「包丁人味平」じゃないすか!
「お気に入りのお店はどこですか?」と訊くと、まぁいろいろ出てくる出てくる。
「ダバ インディアのミールスはやっぱり美味いすよね」
「吉祥寺のリトル・スパイスはまだ未訪なので行ってみたい」
「入谷のレストラン香味屋も美味しいのよ」
だの、それぞれの愛するいろんなカレー談義に華が咲く。
やぁ。
しかしイイ店見つけてしもうた。
ぜひまた来て、ほかのもう2種も食べてみないと。
常連さんになると、「こんなカレー試しに作ってみたんだけど......」てなやつも食べさせてくれるのだとか。
ガッシリつかまれたうしろ髪を断腸の思いでひきちぎり、ナイトアクアリウムへと向かったのであります。
続きは次回。
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