女のみち2012


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夜、ブス会*『女のみち2012』観にいってまいりました@下北沢ザ・スズナリ。


すべての賞味期限切れ女に捧ぐーーー
2006年、AV女優を描き話題となった『女のみち』から6年......あの女たちが帰ってきた


来年1/30〜2/3に出演させていただく舞台『撫で撫で』の演出の、ペヤンヌマキさんが主宰のユニット、ブス会*。

アダルトビデオの撮影現場の裏側を描いた今回の作品。
特殊な世界に生きる5人の女優たちの人間ドラマ。

特殊な世界を描いているようで、30代も半ばになると誰しも抱えてるような悩みや足掻きを語っているので、説得力もあるし感情移入もしてしまい、ヒリヒリと胸にひびく。
またそれぞれの語り口調が滑稽だからこそ、ますます深まる切なさだったり。
切ないからこそますます可笑しくなったり。

5人のキャラクターのバランスもとても良く。
女同士のドロドロとした思惑やら、人間性/関係性が透けて見えるたび「うわぁブスだなァ」と思うのですが、終盤のカタルシスを迎えたあと、ひとりひとりが皆チャーミングに見えて仕方がない。

みんな体重乗っかってたなぁ。
すごかったよ。


観終えたあとに「TOKYO HEADLINE」ペヤンヌさんのインタビューと、「EYESCREAM」ブログの稽古場日記も読んでみたらまた面白かった。


はー。しばらくボンヤリといろいろ思い出しそうだな。
ブス会*。


 

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