その夜の侍


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先日、お友だちの赤ペン瀧川先生がTwitterで

直径45cmの我が家の火鉢。五徳と火箸と灰をお付けして欲しい人に譲ります。条件は取りにきてくれる人!場所は都内、渋谷区ー。まじで欲しい人は挙手で!

とつぶやいているのを見まして。
うちのアパート、エアコンはあるのだけどちょっと苦手なので、冬はホットカーペットで暖をとっている。でもそれだけだとどうしても寒くて、オイルヒーターか何かしら欲しいな、と常々思ってたところの譲りますツイート。
酒房山にょに火鉢があったらいろいろ楽しそうだな、と思ってサッと挙手。
他にも何人か名乗りをあげた方がいたみたいなのですが、トントン拍子で譲っていただけることになって、本日取りに行ってまいりました。
タクシーに乗せてもらって家まで持ち帰り、部屋にドンと置いてみたところ。

こりゃ、いいね。
もともと家にあったかのようななじみ具合。
うちで使っているちゃぶ台と、幅と高さがほぼ一緒というのがちょうどいい具合。

もうちょっと寒くなったら、火鉢でお燗つけたり、スルメ炙ったり湯豆腐やったりしちゃうよ。
イヒヒヒ。
換気と火の元には注意!



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夜、友だちに誘われて『その夜の侍』試写会に行ってまいりました。

他愛のない話がしたい...

最愛の妻をひき逃げした犯人に復讐を果たすため、
心に孤独や葛藤を抱えた男は、
復讐の意味を問いながら犯人だけでなく自分自身も追い詰める。
狂気と日常の狭間を生きながら、
答えを見出していく姿を極限まで描き出す。

THE SHAMPOO HATの赤堀雅秋さんの初監督作品。
ズゥンときた。
どうしようもなくイヤーな感じ、生々しい湿度や肌ざわり、ねっとりした汗が伝わってくる。
堺雅人さんの、悲しみと狂気の凄み。
山田孝之さんの、ためらいのない外道っぷり。
そして残酷だけど滑稽で無様な男たちのものがたりを優しく包みこむ、UAのうたごえ。

終演後に赤堀さんのティーチインがあって、いろいろお話が聞けたのもまたよかったす。
意図したところ、意図していないところ。
映画にしろ舞台にしろ、日常の生々しさを切り取る赤堀さんの感覚など。

舞台のも観てみたかったな。
11月17日より全国ロードショーらしいですね。
公開されたら、もっかい観にいこう。


 

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