バカ笑いと旨い飯


R0013622.jpgR0013626.jpgR0013630.jpgR0013631.jpgR0013633.jpg
お友だちのツジ太くんが、噺家さんに落語を教わるワークショップを企画したので、ちょいと参加してまいりました。
以前リーディング公演『ともだちのそうしき』を上演した、大吉カフェにて。


林家きく麿師匠に来ていただいて、まずは師匠の落語を一席。
そのあと、みんなで小咄をつくる。
いくつかお題になる小咄が渡されて、各自好きなお題を選び、その続きを考え、最終的にみんなの前で発表する、というもの。
自分が選んだのはこんなの。

酔っぱらい「おい、なんだ。何でおめえは豚なんか連れて散歩してんだよ」
マダム  「失礼ね、見ればわかるでしょ!これは豚じゃなくて犬よ」
酔っぱらい「うるせえな、俺はいま犬としゃべってるんだよ」

もうこれで十分おもしろいので、どうしたら広がるかなかなか難しい。
まずは「ここがおかしい」というポイントを自分なりに見つけて、そこから広げていく、とのこと。
とりあえず書いてみる。

酔っぱらい「おい、なんだ。何でおめえは豚なんか連れて散歩してんだよ」
マダム  「失礼ね、見ればわかるでしょ!これは豚じゃなくて犬よ」
酔っぱらい「うるせえな、俺はいま犬としゃべってるんだよ」
犬    「悪ィな。いつも散歩につきあってんだけどなかなか痩せねえンだ、うちの豚」
酔・マ  「い、犬ゥ!?」

できたところから、師匠に見せて「ここをこうしたらいいんじゃない?」とアドバイスもらったり、周りの人たちに見てもらったり。
そして発表。
人前で上下に首の向き振って演じ分ける、てのをはじめてやった。
「犬になるところで、ちょっと手をついてみるとまたわかりやすくなるね」と。なるほど。

他の人たちの発表もなかなか面白い。
淡々としてるんだけど目が離せないような人とか。
ブラックなオチをつけてくる人とか。


終わったあとは、みんなでワイワイと呑んで騒いでの宴会に。
師匠が牛すじの肉じゃが、ツジ太くんがおでんを作って持ってきてくれる。
キッチンがついているので、いつものクッキング班の小料理ねえねがやってきて、油揚げとキャベツのゆず胡椒炒めだの、タンドリーチキンだの、いろいろ作ってくれる。
自分もじゃが明太、雷こんにゃく、アボカドツナ和え、豚バラ白菜重ね蒸しなどちょこちょこと。
楽しくておいしくて、まァお酒がすすむこと。

ふぃー。
ワークショップ、またやってチョ!



あ、ちなみに林家きく麿師匠。
今月28日の日曜日に、新宿道楽亭 Ryu's Barにて、独演会『「ちょっと......な」音楽噺之会』があります。
7月の『桃色噺之会』てのに行ったのですけど、とても面白いですよ。
また終演後に師匠特製の牛スジ煮込みが食べられるみたいですので、オススメ!


 

1