音楽噺之会


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ちょくちょく一緒に酒呑んだり、仲良くさせていただいてる林家きく麿師匠の独演会 第二夜『「ちょっと......な」音楽噺之会』@新宿道楽亭 Ryu's Barに行ってまいりましたよ。

今回は「こぶしくん」「パッションネーブル」という新作落語が二席と、古典の「ねずみ」、そして「歌の歌詞にツッコミを入れる」という音ネタがひとつ。

もともと新作落語を得意とするきく麿師匠、古典を観るのははじめて。この「ねずみ」はとても好きな噺なのでとても嬉しい。
演歌の調べに乗せないと会話ができないナゾの小学生の噺「こぶしくん」に、活動休止したアイドルグループの復活を待つ親衛隊の噺「パッションネーブル」三部作の第一部。

やあ、流石です。師匠。

新作二席はドカンドカンと沸かせて、古典の人情噺では聴かせるところをしっとり聴かせて。
会場のお客さんみんなの一体感をすごく感じる。
グルーヴ感というか。心地よい笑いのうねりに身をゆだね。
おもしろかったなぁ。
馬鹿馬鹿しかったなぁ。
そして師匠、歌がうまいんだ。

歌にツッコミを入れるという音ネタも「それ全然ツッコミじゃないじゃん......」「師匠ナニ言ってんだよ」というのもいろいろあったけど、なんだかジワジワとあとから追っかけで笑えてくる。
またそれを家でひとりで録音してたのか、という絵を想像すると、さらに可笑しいですナ。

終演後の、師匠お手製の牛すじ煮込みをいただく宴席は、今日は残念ながら失礼。

桃色、音楽ときて、次の噺会はなんだろう。
また楽しみにしてるでアリマス!
アリマス敬礼!

 

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