肉と美人とセンパイと。

ARENA下北沢、月に一度のお楽しみ「肉フェス」。
今回でもうvol.22。

なかなかスーパーなどでは手に入らない、ちょっとイイお肉が時間無制限で食べ放題、という相当オトクなイベント。本日もまたなかなかの盛り上がりとなりました。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。


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まずはご挨拶代わりの名物・ローストビーフをひたすら焼いて切って、自家製のにんにくバター醤油ソースをかけて、クレソンと粒マスタード添えてハイめしあがれ、というのがキッチン番長の序盤のミッション。
味見と称してちょいちょいつまみ食いしたけれど、これがねえ、ホントに美味しいんですワ。

白めしにのっけて、ローストビーフ丼にして食べたらこれまた絶品だったのですが、こいつ、フランスパンにはさんで食べてみたいのよ。ちょっとピクルスも添えたりして。
明日のサンデーランチタイムに、ワンプレートで盛って出してみよっかな。


毎度毎度、おなじみの常連さんから「はじめて来ました」というお客さんなど、いろいろな顔ぶれなのですが、どういうわけか今日はやたらとカワイイ女子が多い日。
また食べっぷり&呑みっぷりがいいもんで、こちとらカウンターの内側でキュンッキュンしてましたよ。



終電ちょい前くらいで家路に。井の頭線で電車を待っているときに、名バイプレイヤーの大好きなベテラン俳優さんがすぐ目の前にいらっしゃった。
強面でおなじみの、艶っぽいあの方が。
テレビや舞台で拝見した姿そのままだったのですぐ気がついた。

同じ車輌に乗ったので、ついチラチラ目で追ってしまったのですが、20代後半くらいの小劇場界隈っぽい感じの女優さん2人組が、すぐそばでつり革つかみながら話してて。

「台詞おぼえるときってさ、どうしてる?ホントなかなか台本が離せないんだけど」
「ん〜、あたしはポイントポイントで憶えて、流れを先につかむ感じ、かなぁ」

それをすぐそばで聞いている某俳優さん、小さくうなずきながら耳を傾けてたのがなんだか非常に素敵でありました。
話の途中で2人組が明大前で降りてったときの、「もうちょっと聞きたかったのにィ!」感がビンビン伝わってきて、大変ほほえましかったのですね。
センパイ、自分もまたもうちょっと聞いてる姿を見てたかったですよ。
読んでた文庫本、まるで頭に入ってこなかったですよ。


ああ、いい光景を見た。
ザッツ下北沢ですねえ。ざわざわ。

 

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