KAKOCHI-YA

今日は稽古お休みの日。

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青山メインランドpresents キバコの会 第五回公演 『KAKOCHI-YA』@赤坂レッドシアター、観に行ってきましたよ。


「託つ(かこつ)」・・・心が満たされず不平を言うこと、恨むこと。

とある嵐の夜-----男三人が、山奥にある屋敷に集められた。
不可思議なことに、男たちを呼んだ相手は過去に死んだ三人の女たち。
その屋敷は、現世に不満を持ち、
その恨みのせいで成仏できない霊たちが集まる幽霊屋敷で、
「託ち屋」(かこちや)と名乗る謎の怪しい人物が住んでいた。
託ち屋は、その霊たちの話を聞き、抱えている恨みをはらし
成仏させることが役目だという。
そしてどうやら、男たちは死んだ女たちに恨まれて呼び出されているようだ。
託ち屋いわく、その恨みの根源を断ちきらないと
自分達の身が危ないのだという。
ならばなんとかしたいところだが、なんで恨まれているのか
まったくわからない男たち。
更に次々と屋敷でおこる怪奇現象に大混乱する中、
三人それぞれに、いわくつきの女の幽霊たちが現れる!!
果たして、女の幽霊たちを成仏させられるのか!?

「身の毛もよだつ」どころではない、「気味が悪い」どころでもない、
この笑いと恐怖にあなたは耐えられるか...!
キバコの会がおくる渾身のホラーが開幕!!


毎回毎回、エッジの効いた脚本家さんを招きつつカラフルに仕上げるこのキバコの会。
今回は昨年夏に観た『特殊清掃GO!GO!GO!』で鮮烈だった井上テテさんの脚本で。

ホラー色をベースに敷きつつも、堤監督おなじみの小ネタをこれでもかこれでもかと速射砲で詰め込む、詰め込む。
緊張と緩和ですな。
頭が震えるんだ、このキバコの会。

その後の呑みの席で、なかなかタイトな稽古の話を聞いてますます震える。
堤監督の現場はホントにスピード感と熱量がすさまじいのです。

なんなんだ、あの先輩がた。
強え。
想像するだけでパッツンパッツンになりそうな状況のなか、ニコニコしながらすっげえ遊んでる。超かっこいい。

吸収だ、吸収。
そして今度の舞台にフィードバック。

キャッチ&リリースしていきましょう。

 

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