壮年も銃を抱く


いよいよ始動しました、MU『少年は銃を抱く』


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一昨年の夏、MU × BARHOPPERの企画公演『想像/MOJITO』で、双子の姉弟のゆがんだヒリヒリする恋の朗読劇を演じさせていただき。
その後「地下稽古」と称してのワークショップへの参加を経て、ようやく互いの念願叶っての劇場公演への参加です。


アユムくんの紡ぎだすエッジの効いた台詞と世界観にいつも痺れさせられていて、企画書に描かれたプロットに早くもワクワクしておりました。
劇団としても、来年の三鷹市芸術文化振興財団・星のホール MITAKA "Next" Selectionにも選出され「牙をとりもどす」とモチベーションもかなり高まっている様子。
そのうえ続々と発表されるキャスティングに胸さわぎするばかりで、稽古がはじまるのを今か今かと待ちわびていたのですな。


今はまだ別現場の本番を控えている人などもいて全員は揃わないので、台本をふくらませる作業のための「プレ稽古」ということで、参加できる人たちのみ集まって。

今度の舞台の設定に即したシチュエーションで、いろんな組み合わせでエチュード(即興劇)をいろいろと試して、互いの空気感を察します。

なんせ今回、21人もキャストがいるもので。
すげえやな。
でもこれだけいるけど、共演したことがある人は今回誰もいないので、新鮮も新鮮。
いろんなフィールドでやってきた人たちが、それぞれの得意なプレースタイルを活かしつつ弾けています。
弟に金をせびりに来た姉のクズ彼氏の役を振られ、のびのび演じてたら「『ゴーン・ガール』のチンピラカップルみたいっすねww」と言われたよ。チョイはしゃぎすぎちまった。
他のみんなのを観てるだけでも、相当カオスな稽古場になってましたよ。
ボヤボヤしてっと埋もれるぞ、という危機感も感じつつ。

しかしこれ、どえらいことになる予感と期待がビンビンだ。
事件だ、事件。



そして「面白いもの作りましょうぜ」と皆で決意を固めつつ酒を酌み交わしたり。
たのしみだなー。
酒、呑んじゃうんだろうなー。


チケットのご予約はこちらから承っておりますよ。

またちょこちょこ稽古場の模様をレポートしていきます。
どうぞ、観にいらしてくださいな。

  
YAMAZAKI Kazuyuki (2015年1月21日 22:08)