殺し屋マッチュとパッション菅山

劇場入り2日目。

IMG_6693.jpg
今日はタイトな場当たり→ゲネプロ。
場当たりの前にちょっと時間があったので、楽屋づくりをする。なかなか快適な楽屋になりました。
鏡前のネームプレートの、ししどともこちゃんのイラストが、非常にホッコリします。


今回の場当たりのいちばんの山場は転換シーン。
暗転中に演出部が黒子で出てきて転換、とかではなく、薄明かりのなか全部キャスト陣で行うのですね。
なかなか大掛かりな転換になるので、稽古場で佐野くんを中心に組み立てと役割分担を振り分けてシミュレーションを重ねてきました。
とはいえ実際劇場に入ってやってみたら、舞台の袖まわりや道具の置きどころなど、稽古場では想定してなかったことが当然多発するわけで。
皆で知恵をしぼって「このタイミングでドアを開いて、奥まで流したらいったん閉めて」「これをまず先に楽屋までつっこんで」等々、段取りを細かく組み直して転換シーンができました。
舞台上も舞台裏も総力戦です。
斉藤マッチュくんが殺し屋みたいな顔して、ドアの裏でスタンバイしてるのが個人的には相当ツボ。

場面転換を裏で見ていた舞監さんが「なに、あのチームワーク!やばいね!」って言ってました。1回の転換で3回ぐらい離れ技をやってます。確かにこの精度の転換は僕の経験の中でもトップクラスです。動画撮りたい。そんなMU「少年は銃を抱く」は明日初日です。あ、本編に触れずに宣伝が終わる。

経験抱負な佐野くんのツイートが全て物語ってますね。
転換シーンもちょっとした見どころになるかと。どうぞお楽しみに。


IMG_6704.jpg
タイトなスケジュールの合間に、食事を準備する時間がなかなかないのを気づかって、実家のパン屋からパンの差し入れが届く。人数も多いので、段ボール2箱で届きました。
山崎、春のパンまつりですよ。
毎度毎度送ってもらって、キャストやスタッフのみなさんから感謝のことばを山ほど浴びて、実家がパン屋のありがたみをひしひしと噛みしめる瞬間。

ゲネプロ前に、台詞の変更点を楽屋でみんなと確認してる最中、菅山望ちゃんが「山にょさんどこですか?」とかけこんできたので「いまちょっと取り込み中だから一瞬待って」とテンパリ気味で伝え、あとであらためて聞いたら「このホットドッグのコッペパン、マジうめえっす!!」と。駆け込むほどのおいしいパッション、つたわりました。

おかげさまで今回も大好評だったよ、お母ちゃん。


エナジー補給して、夜はゲネプロ。
もろもろ修正点はありつつも、明日は本番のまえにゆっくり稽古の時間をとってもらえたのでありがたい。あらためて、もうひとつ突き抜けんとなァ。
酒を呑みたい気持ちも相当あったのですが「今日は身体を休めるのに専念してください」と演出家からのお達しもあったので、グッとこらえて帰宅。ひさびさに長い風呂に浸かって回復。


いよいよ本番の幕が開きますね。
上演時間は2時間20分を予定しております。途中休憩はございません。
また混雑が予想されるので、お早めのご来場をおすすめします。

チケットのご予約は直前まで承っておりますので、「今日の夜とか、急にお願いするのも悪いよな......」と遠慮なさらず、ご一報ください。
とはいえチケットが完売してしまうと残念ながら対応しかねますので、どうぞお早めに!


では、21人のキャスト陣全員、満を持して劇場でお待ちしておりますよ。

 

1