サニー 永遠の仲間たち


sunny.jpg
友だちに誘われ、『サニー 永遠の仲間たち』観に行ってきまして。

完璧な夫と高校生の娘に恵まれ、不自由のない生活を送っていた主婦のナミ。
ある日、母の入院先で、高校時代の友人チュナと再会する。25年前、ソウルの女子高へ転校したてのナミを、姉御肌のチュナが仲間に入れてくれたのだった。
チュナが率いるグループには、二重まぶたに憧れるチャンミ、国語教師の娘なのに口汚いジニ、キレると怖い文学少女のクムオク、ミス・コリアを夢見るポッキ、そして謎めいた美少女のスジがいた。
個性豊かな7人のメンバーは、友情の証としてグループを"サニー"と名付け、ずっと一緒にいようと誓うが、ある事件がきっかけで離ればなれになってしまう―。
あれから25年。病に冒され、また仲間に会いたいというチュナのため、ナミは残りのメンバーを捜し始める。
それはナミにとって、夢を抱き、輝いていた日々を取り戻していく旅でもあった―。


この映画、TwitterやらFacebookやらで、映画に関して信頼のおける見方をしている人たちが口を揃えて絶賛していたので、楽しみにしていた半面「期待値上がりすぎちゃって逆にガッカリするパターンなんじゃないか」というところが正直あったのだけれど。

これ。
やべえ。
よかった。
すごく。

ストーリーの展開やキャラクターの設定等、いくらなんでもベタすぎやしねえか、と思うようなところも多々あったのだけれど、それがほどよいさじ加減で鼻につかないところが非常に好印象。
高校生時代の彼女たちと、大人になってからの彼女たちの、それぞれがそれぞれに年齢を重ねたことの重みと美しさ。
また、いいキャスティングしてるんだ。ああ、あの子が年とるとこうなるのね、というのに説得力がある。
音楽と映像の乗り方もすごくいい。シンディ・ローパー『ハイスクールはダンステリア』の流れるシーンの、ハツラツとした躍動感あふれた映像とか、ワックワクした。

周囲の人の目を意識してしまって、映画館ではそうそう泣けない自意識過剰なところがあるのだけれど、気づいたら目から汁もれてたな。涙腺決壊ポイントがたくさんあったよ。


や、これはいい映画ですよ。

新宿武蔵野館での公開はこの金曜日で終わってしまったのですが、またこれからシネマート六本木で公開になるとのことです。
ぜひご覧になるとよろしい。映画館で観たらよろしい。


終わったあとに友だちと、焼き肉とコムタンスープ食べながらマッコリ呑んでおしゃべり。ひさびさにたらふく肉食ったらおなか痛くなった。すげえうまかったんだけど。

はー。
満腹満足。


 

1