アニキの銃

MU『少年は銃を抱く』@下北沢駅前劇場、開幕いたしました。

2時間20分というなかなかのボリュームの作品で、途中休憩もはさまずなので、果たしてお客さんの反応はいかがなものかと非常に心配していたのですけれど、おかげさまでなかなか好評なようで。

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今回、上演時間の都合などによりアンケートを用意していないため、Twitterで寄せられた心あたたまる反応をかみしめております。すげえ、よく観てくださっているなぁと。わかってらっしゃる!と膝を打ったり。
これから観てみようか迷っている方や、あらためて振り返りたい方は、こちらのTwitterまとめもよろしければご覧くださいな。

初日終えてみんなでイイお酒呑んで、帰りの電車でしみじみ余韻に浸っていたら、最寄りの駅で降りるタイミングを忘れ、慌てて隣駅で降りたときにはもう上りの電車もない時間。
ひとまず落ちつこう、とトイレに入ろうとしたら、まちがえて女子トイレに入ってしまうというドジのコンボをキメて、とぼとぼひと駅歩いて帰りましたよ。ええ。


さて。

開演前のリラックスタイムの過ごしかたは21人それぞれなのですが、先日お友だちから誕生日プレゼントでいただいた「官能小説用語表現辞典」という文庫本が、ヒマつぶしにもってこいなのね。

まあ、官能小説のワンフレーズがギッシリ詰まった本なのですが、「こんなこと言うかよ」と突っ込んだり「日本語って豊かだなァ」としみじみしたり、大変アカデミックな本でして。
そのなかに、ナニを「銃身」や「銃弾」と言い換えた使用例などもありまして。
これ読んだら『少年は銃を抱く』の意味合いが俄然深まったよね。
それ以上でもそれ以下でもない、らしいんだけどね。


タバコ吸いながらパラパラ読んでたら、フェロモン魔人の大塚尚吾アニキが「コリャいい玩具みつけたぞ」という感じで、鳴海由莉ちゃんつかまえて「ちょっとここ......読んでみて」と音読させてた。
それを隣で見ながらニヤニヤするわたくし。

たーのしいなぁ。


そんなこんなでモチベーション上げつつ、座組の空気はどんどん馴染んでいくのであります。
あと5ステージ、楽しんでまいりましょ。


こちらのチケット予約フォームは、公演前日の24時まで受け付けております。


舞台上はヒリヒリ熱いけど裏ではとてもゆるやかな、この座組の空気感。
ぜひ体感してくださいませ。 

 

わたしとdancyu、わたしのかつサンド

下北沢のバーBUDOKANの営業時間は3時まで、ということになっているのですが、お客さんがいる時や始発を待つときは4時〜5時くらいまで開けてます。

んで、空が明るくなってきたころに帰宅するのだけど、だいたい家の近くのコンビニにフイッと立ち寄って、ちょっとすいた小腹を満たすサムシングを物色し、写真週刊誌のグラビアを立ち読みして帰るのがいつものルーティーンなのですが。

「お、新しいdancyuが出てるな」と思ってふと手にとった瞬間、ワナワナしまして。


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「かつサンドと欲望」......!?


カレー特集と居酒屋特集(この2つは問答無用で即買う)以外のときは、パラパラと中を吟味して、買うかどうしようか決めるのだけど、今回は表紙を見たその瞬間、脊髄反射でレジに向かっておりました。

わたくし、かつサンドが、大好きなんです。

ちょうど昨日、録りためていた『孤独のグルメ』の「台東区鳥越の明太クリームパスタとかつサンド」を観て、ムラムラしていたところだ。

かつサンドでまるまる特集組むとは、なかなか攻めてるじゃねえかdancyu!
表紙のイラストもとっても味わい深くておいしそう。

かつとパンの厚さバランス・黄金比率とか?
パン屋VSとんかつ屋、肉の万世VSまい泉の仁義なき戦いとか?


いまのところ、まだページはめくっていません。
この夜勤明けのボンヤリしたひとときに読みだしたら、食欲が暴発して仕方なさそうなので、今日のところは枕の下に入れていったんzzz。


あした以降のお楽しみに。
夢でもし逢えたら、素敵なことね。

 
 

まんが酒房山にょ

水曜日。
リクエストにお応えして、酒房山にょ。
今年に入ってあんまり開催できなかったりしたのですが、今月に入って3回目か。ようやく勘が戻って来た気が。


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[本日のおしながき]
□パリポリおつまみ盛り合わせ
□焼きぼこ
□トマトとラムとじゃがいものカレー
□アボカドまぐろ納豆
□西紅柿炒蛋
□カマンベールチーズ&クラッカー
□ピーマンと豚肉のピリ辛炒め
□サバ水煮と梅干しのそうめん

焼きぼこは、箱根日帰り旅行からそのまま来た友だちのおみやげ。うまいねえ。
いいな、ロマンスカーで箱根日帰り温泉。

先日のカレーまつりで作ったトマトとラムのカレーを1.5人分くらい残しておいたので、じゃがいもを追加してかさまししてみました。まちがいねえ。

まぐろを醤油と日本酒とゆず胡椒でヅケにして、角切りのアボカドと納豆といっしょに混ぜたもの。これも酒房の定番メニューでありんす。
納豆は大粒のが好みでありんす。

西紅柿炒蛋(シーホンシーチャオダン)は、トマトと卵の中華炒め。
「実家から卵をたくさん送ってきたので、これ使ってなにか作ってください」とオーダーが入ったので作ってみました。これも何度か作ってるけれど、やっとコツがつかめてきた気が。
簡単でおいしい。
卵を差し入れって新鮮だな。

「半田そうめん」という、普通のそうめんよりもコシがつよくて麺線が太い、徳島のおそうめんがあったので、夏にさきがけて茹でてみた。
麺つゆにサバの水煮缶・たたいた梅干し・刻んだ大葉とみょうが・おろし生姜・白ごま・ごま油を入れて、よく混ぜて冷やしたつけだれでいただきます。コレうまいんだ。
呑んだあとでもスルッスル入るから、6人で5束は少ないかなと思ったけど、麺が太い分けっこうな量になった。腹いっぱい。


「これもう読んだので置いてっていいですか?」というので、少年ジャンプをパラパラとめくってみたけれど、もう今全然知ってる漫画がないですね。こち亀くらい。

もともと小さい頃からジャンプは買ったことがなくて、コミックスで「ハイスクール奇面組」「ドラゴンボール」「スラムダンク」を読んでいたくらい。
なので「ジョジョの奇妙な冒険」「キン肉マン」「ワンピース」とか、わりとみんながコアな話題になりがちなやつはちゃんと読んだことないのです。
あ、「ミスター味っ子」は愛読してました。あれはマガジンか。

あと持ってるのでお気に入りのはなんだろう。
「編集王」「包丁人味平」「団地ともお」「まんが道」「ザ・ワールド・イズ・マイン」「バカ姉弟」「天然コケッコー」「動物のお医者さん」「きょうの猫村さん」とか。


最近あんまり漫画も読んでないな。

派遣社員で働いていたころは、すぐ近くに書店とまんだらけがあったので、昼休みのたびに立ち読みしたり新作のチェックをしてたのだけど、最近とんと漫画離れしてしまった。

いま何がおもしろいの?

 

ポテサラ小宇宙


去年の2月からBUDOKANでバーテンダーとして働くようになり、気づけばもう1年と3ヶ月がたちました。

毎度毎度何かしらおつまみを作って出してるのですが、自宅で仕込んで下北沢までタッパーに詰めて持っていくとなると、汁もれの心配がなくて酒がすすむものが良い。
そうなるとポテトサラダが何ともちょうどよいので、これまでいろんなポテサラを作ってきました。
そして今宵、新たな自信作が誕生。


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[今夜のおつまみ]
クリームチーズとコンビーフのポテトサラダ。

小さく刻んでバター・コンソメといっしょに茹でたじゃがいもをボールに入れ、クリームチーズ・コンビーフ・マヨネーズ・パセリを木べらでとにかくよく混ぜ、塩こしょうで味を整えたらできあがり。
ねっとり濃厚でクリーミーな大人味、ソフィーのパンといっしょに食べるとまた美味し。


ポテトサラダって美味いですよね。
はじめて入る居酒屋でポテトサラダがあったら、まず最初に頼みます。
そのお店のつまみが好きかどうか、わかりやすい物差しになるので。

何年か前にやってた、アメトーーク!「ポテトサラダ芸人」の回とかも面白かったなぁ。
たしかお花見シーズンのころのオンエアだったのだけど、あれ見たあとお花見にポテサラ持っていったら、ほかにも同じこと考えてた人が3人ばかりいて笑った。
でもみんなそれぞれ独自のおいしさで、食べ比べがまた楽しい。

先日、BUDOKANの常連さんのお友だちから「まるごと1冊 ポテサラ♡本」というのを貸してもらいまして。
「うま〜いポテサラ おもしろポテサラ おとなのポテサラ 135品」と、とにかくいろんなポテサラの写真とレシピがぎっしり詰まった本。
パラパラ眺めてるだけで一杯呑めそうなくらい。
奥が深いよ、ポテサラ。
小宇宙だ、コスモ。


そして火曜日BUDOKANで出した名作ポテサラは、ピンチヒッターを頼まれた水曜日東京DOMEでもお出ししますよ。
ポテサラ気分になった人は、スズナリ横丁の赤いドアをのぞきにいらっしゃいませ。

 

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