鍋とエロス


ここ最近、何度かお誘いをもらったけどなかなかタイミングが合わず、しばらく遊びに行けなかった自宅呑み会の師匠、おけたに邸。
「今週金曜日だったらヒマだけど開催しないの?」とリクエストしてみたら、お店開いてくれました。言ってみるもんですね。
今シーズンはじめてのオケ鍋。

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鍋が出てくるまでにもかつおのたたき・焼き枝豆・ピリ辛こんにゃく・青椒肉絲などいろいろ出てくる。品数増えてるなぁ。
本日のメインは塩バター鍋。
え? どんな? と興味しんしんでしたけど、鶏だんご・白菜・コーン・きのこ類などいろいろ入ったやさしいお味の鍋。ホクホクじゃがいもがとってもうまい。
〆はラーメンで。合うね。


はじめましての人から、数年ぶりに会う友だちまでいろいろだったが、エロ本の編集の仕事を一時していたという方の話から

「自分はアダルトビデオよりもエロ本派だ」
「ネットの動画とか、安易に手に入るエロに面白みはない」
「エロ本も自分で買えなかった思春期のはじめのころは、親が買っていた雑誌『ダ・カーポ』の官能小説コーナーをオカズにしていた」

等々、聞かれてもないのに自分の性癖を熱く語ってしもうた。まだそんなに酒も入ってないときに。

「ひらがなの『む』ってエロいですよね」
という女子の発言に
「わかるわかる! カタカナの『ム』の、エッジが効いた感じとのギャップがたまんねえ!」
と返したり。
ほんと、我ながらナニ言ってんだよと思うが。

人それぞれ、エロのボーダーラインはいろいろ。おもしろいですね。
みなさん、いっしょに探っていきましょう。

 

弁当記 #087


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2012.11.30

□隠しのり弁
□豚肉ピーマンしょうが焼き
□白菜千切り
□てきとうペペロンチーノ
□ゆで卵

てきとうペペロンチーノは、冷蔵庫の残り物で作ったきのうの晩ごはん。
しめじ・ごぼう・ウインナーで。
お弁当のつけあわせでちょっとだけ入ってるスパゲッティ、けっこう好き。 

 

カリフォルニア・ドールズ


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昨晩呑みながら「最近観たおもしろい映画」の話になり、映画好きの山中くんと足立くんから「『カリフォルニア・ドールズ』観ました?」「すげえイイですよ!」とはげしくオススメされた。

まもなく閉館してしまう、シアターN渋谷のクロージング作品。
今週いっぱいで終わってしまうということなので慌ててかけこむ。

わずかなファイトマネーを求めての、「カリフォルニア・ドールズ」のあてなき旅は、毎日が崖っぷち。ドサ回りである。マネージャーは頑固で野心家、仕事のためなら嘘もつく。そんな彼に導かれての、彼女たちの旅には、想定外の落とし穴と思わぬ喜びが待ち受けている。生きることの陰りと輝きに満ちあふれた物語。「この映画に登場する人間たちは皆"よくいる誰か"なのだ」とマネージャー役のピーター・フォークが語る。どこにでもいる誰かが特別な存在となる、そんな輝ける一瞬の永遠が、スクリーンを満たす。

ロバート・アルトリッチ監督の遺作で、30年前に公開された作品のリバイバル上映。

やー、これ。
すげえ面白かったですよ!!

プロレスとかまるで見ないけど楽しめるのかな、と若干不安なところもあったけど、もうグイグイですよ。笑って泣けて大興奮。胸熱くなる。
音楽がいい。映像の色味がまたいい。
会場で盛り上がってる観客の顔が、もうたまらなくいい顔してる。なんだ、ありゃ。
画面から伝わってくる圧と熱量がすごいよ。
あととにかく、ピーター・フォークがエロいんだよ。なんだあの艶っぽさ。




面白そうな映画にはアンテナはって行こうと思ってはいるけれど、まるでノーマークだったこの映画。オススメされて観てみて、当たりだと非常にうれしい。
節操なくいろんなジャンルを観て行こうと心がけてても、自分で選んで観に行くだけだと、どうしても偏っちゃうからな。

みなさん、いろいろオススメしてちょうだい。
映画でも舞台でも。


そして、シアターN渋谷ホームページの全上映作品リストを見て、「ああそういえばコレもここで観たな」というのをいろいろ思い出し、切なくなる。
2005年の開館以来、ちょうど7年間。なかなか渋いセレクションをする、志の高い映画館だったと思います。

おつかれさまでした。ありがとう。

 

Q→GMH


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ようやく『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』観に行ってきた。
なるべく情報を入れないようにしたいのだけど、周りにどんどん観た人が増えてきて、ネタバレにヒヤヒヤする日々がもう耐えられなくなってきまして。
先日テレビで放送していた『序』『破』と続けて観て、復習も完了。どちらも映画館で観たけれど、ビックリするくらいに内容忘れてて新鮮な心持ちで観ました。
新宿ミラノ座の、ベストポジションを確保してワクワク待機。

Q......。
Qゥ......!

観終わって、一緒に観た友だち二人としばらくボンヤリしてしもうた。

まだ興奮さめやらぬ感じですが、気が向いたらそのうち感想まとめます。
とりあえず眼帯姿のアスカにすっかり萌え萌えです。
観終わった人、いざ語りましょうぞ。



夜。
先日クランクアップしたばかりのドラマ『ゴーイング マイ ホーム』打ち上げに参加してまいりました。
都内某所の、庭に立派なプールまであるなんとも素敵なパーティールームにて。

美味しいお料理いただいて、お酒呑んで。
iPad miniや旅行券など、豪華賞品の当たるプレゼント抽選会で大盛り上がり。
思い切り念じてたけど、残念ながら当たらず。ま、みなさんがニコニコしている姿を見るだけでもすこぶる楽しい。


是枝監督はじめ、スタッフやキャストのみなさんのスピーチをいろいろ聞いて、とても胸が熱くなる。
既成のテレビドラマの概念にとらわれない、新しい作品を作ろうという思いにあふれていた。
丁寧に、心をこめて作られてるなぁ、としみじみ感じる。
そして4ヶ月半にわたる長い撮影を経て、ホントにあたたかい家族のようになってました。

もともと是枝監督の作品が大好きなので、最初に事務所からお話が来たときは、自分が犬ならウレションしてたよきっと。
興奮と緊張でどうにかなっちゃうんじゃないかと思っていたのですけど、みなさんのチームワークの良さと空気のやわらかさで、非常に自然体で撮影に臨めた。
とても心に残る現場でした。
この作品に関われて、本当に嬉しかったです。

あと残りの3話、とても楽しみですね。
どうぞご覧ください。


場所を移動しての二次会。スクリーンで第一話の映像流したりしながら。
古館寛治さんと隣の席になって、楽しくお話。もともと大好きな俳優さんなのでとても嬉しい。
「新潟生まれなんですよ」という話から「だと思ったよ。新沼謙司に似てるもんね」と言われ「え?新沼さんて新潟なんすか?」と返すと「たしかそうだよ。ちょっとそれ(iPhone)で調べてみなよ」と。
さっそくWikipediaを見てみたら、岩手県出身でした。
ち、ちがうじゃん......と思っていたら、実は誕生日が一緒ということが判明。
とんだミラクル展開に「ほらー!だから似てるんだよ!」と、すげえドヤ顔されました。に、似てる...かな......。

みなさんとヤンヤン盛り上がって、11時すぎくらいにお開き。
ひさしぶりに会った山中崇くんと、同じ広告代理店チームだった足立智充くんと「もうちょっとだけ呑もうか」ということで渋谷でもう一軒。
3人とも映画が大好きなので、つもる話が尽きるはずもなく、ひさしぶりに深酒した。楽しかったな。


はあ。
幸せだ。

 

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