TEXAS


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職場の同僚に「花のズボラ飯」1巻を貸してもらった。

小学生のころに愛読した「ミスター味っ子」にはじまり、「包丁人味平」「かっこいいスキヤキ」「孤独のグルメ」「愛がなくても喰ってゆけます」「深夜食堂」等々、めし漫画がホント大好きなのですね。

この「花のズボラ飯」も、前にパラパラと立ち読みしたけど、これはちゃんと腰をすえて読もう、とお預けにしていたもの。

しかし、めし漫画は読むタイミングがむつかしい。
夜中なんかに読みはじめて、猛烈に腹が減っても困るし、かといっておなかいっぱいのときに読んでもあんまり美味そうに思えなかったり。

夕方くらいに冷蔵庫のなかの食材を確認したうえで読めばいいのか。
ひとまず米のストックは要確認だな。



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毒々しくもカラフルで、馬鹿で切ない。
や、純粋に、おもしろい。
すごいよ。すごいことですよ。

初演の長塚ジーザスver.は2001年。もう10年以上前なのですな。

初演は見逃してしまったのだけれど、演劇ぶっくに載っていた記事はよくおぼえている。
そのときの記憶をたどりながら、この役は今奈良さんだろうか、この役は仲坪さんぽいな、など、いろいろ想像して、頭のなかで補完しながら楽しむ。

2012年バージョン、皆さんホントに素晴らしいの一言に尽きるのですが、なかでも松澤一之さんがとても魅力的。
ワチャワチャした登場人物のなかに違和感なく溶け込みつつも、物語に深みと厚みと説得力を持たせていて。軽やかで味わい深い。
「パパはニュースキャスター」が大好きだったので、ドラマ「SPEC」の現場でご一緒したときは非常にテンションがあがったものです。いい年齢の重ね方をしていらっしゃる。

憧れますナ。

 

東京酒場漂流記


寝しなの読書に。

IMG_0364.jpgなぎら健壱「東京酒場漂流記」


なぎら師匠が、森下の「山利喜」や、立石「宇ち多゛」など、東京のいわゆる名店とされているような酒場をめぐっては、呑みたおすエッセイ。

酒呑みの作法がなんとも楽しく、煮込みでホッピーが呑みたくなる。ネギと七味ガバッと振って。


前に古本で買ったものだが、奥付を見ると1983年11月初版とある。
師匠、1952年生まれとのことなので、この本書いたときは30歳前後ということか? すげえな。中学生くらいから「チンカチンカのルービー」とか言ってたんじゃないだろうか。

あまり急いで読み進めるのも勿体ないので、チビチビ読むとする。酒呑みながら。





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