バイプレトーク


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毎週録画して大変楽しみに観ているのですが、このたび第8話「バイプレイヤーとキー局制覇」に出演させていただきました。

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[あらすじ]
『七人の侍』のリメイク企画は4か月前に頓挫していたことが判明。
大杉がフィルムを盗んだ犯人を探すため、その事実を隠したまま共同生活を決行していたのだ。
激怒した5人は家を出て行ってしまう...
そんな中、大杉はかつて不倫騒動でどん底だった滝藤賢一に遭遇。
今は再ブレイクを果たしているが、それは0からやりなおす覚悟をした結果だと教わる。
「信頼を回復するには仕事」と考えた大杉は、自らテレビ局を行脚。
全キー局の番組出演が決定。怒涛の撮影の日々が始まるが...。

大杉漣さんが「自らテレビ局を行脚」したなかの、NHKのドラマ『七月の鯱』のプロデューサー役として。
撮影現場で、旧知のプロデューサーとの親密さを表現するため「山崎さん、と呼びかけてもいいですか?」と、松居監督に提案してくれたのは大杉さんの粋な計らいでした。

うれしかったなァ。

自分の周りでも、このドラマを毎週楽しみにしている友だちが多く、オンエア直後にいろいろなところから「観たよ〜」という声が届いたり、画面をキャプチャしてくれたり。
感激ッス。
(写真使わせて頂きました。もぎちゃんアリガトウ!)

まだドラマが終わらないうちから、早くも続編を期待する声が高まっているとのこと。
NHKのプロデューサー・山崎として続投の可能性、あるとよいなと強く念じております。

♪フォーエヴァー ヤァーング〜♪
 

報告と謝辞。


ひさしぶりの日記の更新になります。


ひとつ、ご報告を。


わたくし山崎和如、2014年8月31日をもって、所属していた事務所ハイレグタワーを離れることとなりました。


「エロ・バカ・ショック」を信条として、小劇場界隈では伝説となっているパフォーマンス集団、ハイレグジーザスが母体となってはじめた俳優事務所。
もともとハイレグジーザスとは深いつながりはなかったのですが、以前所属していた劇団、ベターポーヅの先輩の加藤直美ねえさんがハイレグタワーの所属となるタイミングで「よかったら山崎くんもうちに来ませんか?」と声をかけていただいたのがはじまりでした。
「あれっていつだっけな......」とプロフィールを見返して気がついたのですが、2004年の春。もう丸10年が経っていたのですね。

まだお互いのことをあまり知らないので、週に1度事務所に顔を出して、事務仕事を手伝いながらお話をして、時にはみんなのお昼ごはんを作って一緒に食べたりしたのもずいぶん遠い思いで。


振り返ってみればこの10年、映像や舞台、雑誌の連載など、いろいろなお仕事をさせていただきました。
28歳から38歳という、俳優としても人間としてもいろいろな岐路に直面する時期に、時にあたたかく見守りつつも、時にシビアなことばと毅然とした態度で、のほほんと生きている自分の道筋を導いてくださった。


そしていまこうして、互いに話し合った末で、また新たな岐路を選択することに。
正直なところ、これが果たして正しい選択だったのか自分でもわかりかねます。不安でしょうがない気持ちも強いのですが、自分なりに考えたうえでの決断です。
これからも俳優として生きていくに当たって、次の一歩を踏み出さなくては、と。


客演先の舞台を観に来てくれたとき「うちの山崎、イイでしょう!」とこちらが照れくさくなるほどにいろんな人にプッシュしてくれて、肝っ玉かあさん的な安心感と厳しさで見守ってくれた麗さん。

観る舞台やテレビ・漫画、居酒屋のメニューなど、いろいろなツボがとても近くて、「山崎くんの売りはエロと料理だ」といち早く見抜いてくれたサエコさん。

そして悩みやもがき、喜びをいちばん身近で共有してくれたマネージャーのツネさん。
オーディションで勝ち取って、リハーサルまでしたとあるCMの撮影現場で、ちょっとした「おとなの事情」により急きょ出演が取りやめになってしまったときに、自分以上に落ち込んで涙ぐんでいた姿は今でも鮮明におぼえています。
いろいろもらったアドバイスは、今後の指針として深く胸に刻んでいきます。


そのほかにもハイレグタワーで関わったみなさま、ひとりひとりへの感謝のことばは尽きませんが、どこかでお会いしたときに直接お伝えできればと。
またこれから成長した姿をいろいろな場所でお見せすることが、この10年間の恩返しと思っています。


ほんとうにお世話になりました。
ありがとうございました。


 

おらたち、熱いよね!



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今まで、あまり朝の連ドラをちゃんと観る習慣はなかったのだけれど、すっかりハマってしまい。全155話を録画して観ておりました。

最初のころは録画したものを3話くらいまとめて観てたのだけど、いつのまにか朝7時半に目がさめてBSの「早あま」観るようになり。
この最終回前の1週間に至っては、早あま→本あま→昼あまと1日3回観たりする日も。どうかしてるね。

このグランドフィナーレは心おだやかに、オンタイムで観ようと思っていたのですけど、ありがたいことに朝から映像のお仕事が入ってしまいまして。
なるべくフラットなきもちでラストを見届けたかったので、TwitterやFacebookを見ないようにすごし、夕方帰宅して追っかけ再生。

はあ。
きらきら輝くラストシーンに目から汁でた。
未来へとつながっていく、すがすがしい最終回。
メロウになってもおかしくないのに、カラッとしていて可笑しい。
とにかくみんながいい顔をしているドラマでした。


そして、このグランドフィナーレを終えて、馴染みの西荻スイッチで、常連さんたちが集まって『あまちゃん』語ろう、の宴だよ。
みんなに食べてもらおうと、まめぶ汁作ってふるまいました。
みんなドラマ観て食べたいと思っていたようで、出るわ出るわ。
でも「なにこれ、普通に美味しいじゃん」とのリアクションでありました。もっとビミョーな顔したかったよね......。

「みつけてこわそう」Tシャツや「K3RKDNSP」ポロシャツ、みんな思い思いのコスプレで集まったり。
カウンターに立って、サントラなど流しながらやんややんや話していたら、きたてつTシャツの背中の絵を見たお客さんがフラッとのぞきに来たり。
NHKのあまちゃん展のガチャガチャで当てたという、喫茶リアス/スナック梨明日が裏表になっている模型がすごくうらやましい。スイッチ入れると光るし。

途中でカラオケに流れた友だちのところにちょっと顔出して「暦のうえではディセンバー」「潮騒のメモリー」唄って。
グランドフィナーレを思うさま満喫した夜でありました。
ありがとう。


♪ファラッファッファ ファッファファラララッ!
♪フィーーーーー!


ウィザードこぼれ話


この21日・28日に、『仮面ライダーウィザード』第44話・45話がオンエアになりましたナ。
みなさんご覧いただけましたか?


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わたくしはアンティークの玩具にハマってしまい、息子をないがしろにしてしまうダメーな父親・酒井保という役で出演させていただきまして。
アロハシャツにテンガロンハットという、ヤングなぎら健壱先生みたいな格好で。
衣装合わせのときも、ほぼ迷うことなくサックリ決まりました。

しかし自慢のコレクションの飛行機を壊され、ギャーーーー!!となる場面の顔のうるささよ。
我ながら笑っちゃったよ。


あそこまでダメ父親ではありませんけれど、うちの父親は昔から、休みの日にはTVのチャンネル権を独占して将棋番組ばかり見たり、ひとりで詰め将棋をしたりしてまして。
たまに「いっしょにやるか?」と誘われるものの、息子に対してなんの手加減もせずにフルボッコにした挙げ句「なんでこんな簡単なこともわからないんだ」とサラッとひでえこと言われたりして。
おかげで将棋が大っきらいになってしまったのですが。

まぁ、今でもいろいろ不器用だなぁと思う傍若無人な父なのですが、そんな父との思い出を役づくりのヒントにしてみましたよ。
おかげさまでイヤーな父親役に少し体重が乗りました。
ありがとうだよ、秋男パパ。


そんな目線であらためて見返すと「僕だって父さんと遊びたかった......」とボロボロ大粒の涙をこぼす息子役の山田日向くんの芝居にグッとくるわけです。
あの子、まったくいい芝居しやがるんだよ。
すごく礼儀正しいし、元気だし。
リアルお父さんが37歳、と言ってたな。同い年、か......。


いろいろ父と子について考えた『仮面ライダーウィザード』。
こぼれ話でありました。

 

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