『民王』現場潜入記

各所で話題の、金曜ナイトドラマ『民王』

第7話、総理大臣が突然お忍びでやってきて「嘘でしょ」とうろたえる、小さな病院の事務長という役で出演させていただきまして。
みなさま、ご覧いただきましたでしょうか。


ちょうどオンエアのときはBUDOKANでお酒を作っていたので、リアルタイムでは観られなかったのですが。
TwitterやLINEで「出た、山にょ」「顔芸出た」「躍ったww」等のリアクションがあったので、ちゃんと映っていたようだなとホッとし、家に帰って録画したものをおっかけ再生。
顔芸したつもりはまったくなかったのですが、まぁそりゃ言われるのもやむなし。目がギョロギョロのガリンガリンだな、山にょ。


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木村ひさし監督は、堤幸彦監督のところで助監督をされていた頃から何度かお世話になっていて、今回お声がけいただいてひさしぶりに現場でご一緒しまして。
もともと毎週楽しみに観ていたドラマだったので、非常に嬉しかったです。

この『民王』チームは監督をはじめ、キャストのみなさまとスタッフとが一丸となって「面白い作品を作ろう」という気持ちの高まりっぷりが非常に熱く。
シリアスな場面はじっくり丁寧に、コミカルな場面は思うさま弾けて、というコントラストがとても気持ちよい感じでした。

そして「よっしゃ、自分もやってやろう」とモチベーションも上がったものです。


自分が撮影に参加した日は、長く続いた撮影全体のクランクアップの日で。
「カット......OK!」の声がかかってしばらくすると、「このシーンをもちまして、◯◯役の◯◯さん、オールアップになりまーす」と助監督さんからのアナウンスがあり、拍手をいただいて感謝の挨拶をしたりします。

本仮屋ユイカさん・遠藤憲一さんも長い撮影を終えて、監督から大きな花束をもらい、カメラの前でひとこと挨拶をしてるのを、皆であたたかい気持ちで見届け拍手していたのですが。

突然、遠藤さんから「ちょっとこっち来て!何かひとこと!」とカメラの前に手招きされまして。
大きな花束をなぜか遠藤さんから手渡され「ほら!」とうながされ、カメラの前でしどろもどろになりつつご挨拶。
ほんの1日しか参加してないというのになんかスンマセン、という感じでしたけれど、粋なはからいが大変嬉しゅうございました。

そしてクランクアップ記念ということで、浅草今半のすき焼き弁当をいただいて帰ったのですが、これまた大変美味しゅうございました。


そんな『民王』撮影こぼれ話。

物語は怒濤のクライマックスへ。
どうぞ最後までお楽しみくださいませ。

 


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