[酒場めぐり]関根精肉店


本番2日目。

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夕方から劇場入りすればよいので、昼ころまでゆっくり寝てすごす。
起きぬけにマネージャーのツネ氏から電話がかかってきて話したら、自分の声が唄いつかれたオカマちゃんみたいになっていて笑った。

詩森ろばさんにオススメしてもらった、無化調にぼしラーメンのお店「ひら石」でラーメン&ライス食って劇場入り。
今日の胃袋にちょうどよい、やさしいお味でございました。


昨日の初日のダメ出しから微調整をして、夜の本番に臨む。
オカマちゃんみたいな声からも無事快復。

初日があけて緊張から解放されて、2日目は気がゆるんでテンポが悪くなったり噛んじゃったりという「2日目オチ」なんてものがたまに起きたりもするのですが、今日はそんなこともなく。
この座組のみんな、地力が強いというか。ベースラインの安定感については完全なる信頼関係が互いにみなぎっております。
みんな、ゆるぎねえよ。


終演後、観にきてくれた先輩がたと飯田さんといっしょに、劇場ちかくのホルモン焼きのお店「関根精肉店」でマッコリ呑んで乾杯。
あとから他のキャストのみんなもお客さん連れてワラワラとやってきた。
ここのお店、数年前にも友だちといっしょに来たことがあるのだけど、なかなかイイお店なんですワ。
熱々の鉄板で店員さんが手際よく作ってくれるプリプリホルモンとか。
青ネギがドサッと乗っためんたま(明太子卵焼き)とか。
ゆでタンとか、焼きユッケとか、塩だれ焼きそばとか、ナニ食っても美味しかったな。

なにより、となりに貼ってあったキャンギャル時代の井川遥さまのポスターに見つめられて、そりゃ酒もすすむっつうんだよ。


彼女と別れて凹んでいたときや、芝居辞めて田舎に帰ろうかと思っていたときなど、いろいろ悩んでいるときにいっしょに酒呑んで励ましてくれる先輩ふたりとまた語らい、叱咤激励される。

ほんとにいつも感謝しておるんす。
ありがとうございます。


そのあとペヤンヌさん・友香さん・珠里さんたちのテーブルと合流し、もう一杯だけ呑んで帰宅。
いい酒呑んだ。


お客さんの感想や、Twitterなどを見ても、おかげさまで好評なようで。
あと4ステージ、毎回新鮮なきもちで、心をこめて舞台に立ちます。

お待ちしておりますよ!

 

あけましておめでとう


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スコンと晴れた朝。

劇団宝船 泥船公演『撫で撫で』、いよいよ初日の幕開けでございます。

「初日は楽日のように、楽日は初日のように!」というのはクロムモリブデン森下くんがよく言っていることばなのですが、たしかになるほどな、と思うのですね。
ついつい「ときには娼婦のように!」「ときには母のない子のように!」と付け足したくなるけど。


昨日の場当たりの続きから、本番を想定したゲネプロ、そして夜の本番と。怒濤のスケジュール。
あっという間に1日が終わってた。

や、しかしなかなかイイ初日だったのではないでしょうか。
結局みんな本番に帳尻合わせて仕上げてきてんなー、と思うところしきり。
稽古でやってきたことの、さらにひとつ上のクオリティをきっちり出してきてるというか。
楽屋のモニター越しにビンビン伝わってきました。
お客さんの反応も含めてようやく完成するところがあるのが、何とも面白くもあり、怖くもあり。


終演後は、顔合わせのあとに行った中華料理屋で、お客さんを交えての初日打ち上げ。
40人弱くらいの大所帯でワンサカ呑み、最終的にペヤンヌさん・珠里さん・照明さん・舞監さんというコアなメンツで4時までダラダラ居座る。

「宝船の芝居観ると、いつもお客さんが自分の過去の恋愛遍歴について話してくるんだよね」
「『私もこんな経験ありました』『同じようなこと言われたことあります』とか」
と珠里さんが言っていたけど、たしかにいつも宝船観るとそう思うんだよな。


さて、明日も本番。
ゆっくり休んで、また楽しむよ。
二日目は何のように?

 

JACとテクリハ


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昼すぎに劇場入り。

「キャストのみなさんは食事をすませて劇場入りしてください」とのことだったので、劇場ちかくの徳島中華そばの店「JAC」という店に行ってみる。
甘辛く炊いた豚バラ肉が乗った濃厚スープのラーメンに、生卵がサービスでついてくる。
ラーメンに割り入れるもよし、溶き卵にして、すき焼き風にからめながら食べるもよし。

ら、ライスちょうだい!となるよ。
コレ、美味しいよ。
本番中にもう2回くらい行きそうな感じ。


今日は1日ずっと場当たり。
「場当たり」てのは、芝居中の音響/照明/着替え等のきっかけを合わせるための、段取りを確認するための作業。
テクリハ(techincal rehearsal)とも言いますね。
けっこう細かいきっかけの多い今回の芝居なので、なかなか忙しい。

自分の出番以外のときは客席からみんなの芝居を眺めたのだけれど、これが唯一作品を客席から観られる時間。
なるほど、こんなことになってるのかー。
毎度毎度舞台を演じていて思うのは、「この作品、お客さんとして観たかったな」ということ。

22時で退館。
ちょっと一杯ひっかけて帰りたいところだったけど、明日は朝からてんやわんやなので、さっくり帰って風呂入ってビール呑んで寝る。

ふいー。

 

宝船、入港。


ほんのり雪化粧の朝。
劇団宝船、いよいよ劇場入りの日。

今日は舞台の仕込みということで、キャストはお休みに。
とはいえ、どうすごしたらいいかわからないまま1日ソワソワするのも何なので、昼すぎくらいにお手伝いをしに劇場へ。
仕込み、好きなんス。
舞台のほうはバリバリと進んでいて、かえって邪魔になりそうだったので、制作まわりのコマゴマしたお手伝いを。
当日パンフレット印刷したり、チケットに日付記入したり、ケータリングのおやつ食べたり、ペヤンヌさんと雑談したり。
「山崎さんはAV監督のカンパニー松尾さんに似てますね」と言われたよ。
「手足が長いからハメ撮りに向いてる」だそうです。光栄っス。

そんななか、演出のペヤンヌさんと、脚本の新井友香さんがこの『撫で撫で』のみどころを語るコメントムービーが公開になりましたよ。




そうなんだよ、人間の本能が詰まった作品なんだよな。
生々しいの。
馬鹿馬鹿しくて悲しくて、どうしようもなく愛おしい人間たちが織りなすものがたり。

6ステージしかできないの、もったいない。
もっと長いことやりたいですよ。

もうみなさん、チケットはご予約済みですかな?
ボヤボヤしてると売り切れちゃうよ!!
TwitterのリプライやFacebookのメッセージなどでもご連絡いただければチケットご用意いたしますので、お気軽にどうぞ。

お待ちしてんす。

 

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