グッドノミニケーション


いよいよ『撫で撫で』稽古場での稽古が終了。

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インフルから復帰してから、稽古場だより的なものはほとんど書いていなかったのですけれど、なかなかいい具合に仕上がっていますよ。
衣装つきで通し稽古を何回か繰り返し、大きな流れが見えてきて、ブラッシュアップしたり詰めたりゆるめたり。

言っちゃうけど。
『撫で撫で』、おっもしれえ。

まぁこの時期に来て「つまんない」など言うはずもなかろうけれど、自信をもって言えるよ。
30代の女性は特に、グッと刺さる台詞やシチュエーションがいたるところに散りばめられているのではないか。

男と女のドロドロした恋愛模様をカラフルに描く新井友香さん×女の業をエンターテイメントに昇華させるペヤンヌマキさんがガッツリ組む、劇団宝船の番外公演。

いよいよ今週30日から開幕だよ。
高円寺にて、お待ちしてんす。


写真は稽古帰りに呑んで帰ったお店のメモリー。

魚屋さんの上にある、やたらと盛りのイイ「タカマル鮮魚店」。
海老チャーハンを頼んだら、プリップリの海老がゴロゴロ入ったチャーハンの上にでっかい海老フライが乗った、なんともワンパク感あふれるメニュー。これ美味かった。
蒸したて熱々のあん肝とか、なめろうとか。高清水の樽酒がすすむ。
「ラストオーダーです」と言われて「あら汁とかしじみ汁とか、なにか汁物ってあります?」とたずね、チャーハンの入ってたのと同じお椀にあさりがみっしり詰まって出てきた。普通のみそ汁のお椀で出てくるものを想像してたので、5つも頼んじまったよ。


最後の稽古を終えて、稽古場の後片付けをしながら「焼肉食いたくねえ?」と誘ってみる。本番前にガツンとスタミナつけたくなったの。
8人で行ったので、なかなか入れるお店が見つからなかったけど、ちょっと歩いて前に友だちに教えてもらったお店「美龍」へ。
肉、いいね。
ホルモンの脂で煙がモックモクの炭火焼肉のお店で、たらふく食うた。
ここのコムタンスープが美味しいんだ。
ライス、大盛りで。

まぁ呑むとだいたい下ネタばかりの座組ですけど、たまに芝居の内容について「あそこのシーンの台詞がどうもしっくりこない」「入ってくるタイミングがもうひと呼吸早いと気持ち的にスッキリするんだけど」等、いろいろ稽古場で話したりないことを話したりするのです。
こういう呑みの場でのコミュニケーション、非常に大事だと思うのですね。

ああ、ひさびさに舞台やってんな、と実感。
ゾクゾクするほど楽しいよ。



弁当記 #093


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2013.01.26

□かぶの葉まぜごはん
□豚生姜焼き
□キャベツ千切り
□ちくわ
□野沢菜漬け
□ゆで卵
□とん汁(インスタント)

「うーん・・・ぶた肉ととん汁でぶたがダブってしまった」by井之頭五郎。

 

新宿秘宝館


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「新宿に期間限定の秘宝館があるらしい」というウワサを聞きつけ、行こう行こうとずっと思っていた。
気づけばもうこんどの日曜日までだというので、稽古がはじまるまでの時間に慌てて行ってまいりましたよ、新宿秘宝館@ギャラリー新宿座
新宿駅から徒歩5分くらいなんだけど、なかなか足を踏み入れたことのないエリア。
なぜか安い旅館が立ち並んでいた。こんなところ、あるんだね。


「新宿秘宝館」 

みんな嘘っぱちばかりの世界だった 
甲州行きの終列車が頭の上を走ってゆく 
百貨店の屋上のように寥々とした全生活を振り捨てて 
私は木賃宿の蒲団に静脈を延ばしている 

かつて旭町と呼ばれた新宿4丁目の木賃宿で、林芙美子は放浪記にこう書いた。JRとタカシマヤの澄まし顔に、道の向かいから思いきり毒づいているような、すえた昭和の匂いがいまだ漂う一角。そんな場所で、昭和の秘宝をいま開陳できる幸せを思う。 

三重県鳥羽にかつて存在した、鳥羽SF未来館のフューチャー・エロ・スペクタクル。エキセントリックな老人の求めに応じて、天才蝋人形師が生み出した狂気の蠟人形。そして週末にはゾンビたちまで地の底のどこかからあらわれいで・・・。正視する勇気のあるひとだけ、来ればいい。 

1ヶ月と少しだけ、ここは我らの秘所にこじ開けられた穴となる。 
都築響一


会場に入ると、こじんまりとしたギャラリーに立ち並ぶ、いかがわしい人形たち。もともと鳥羽SF未来館のなかにあったという、今はもうなくなってしまった秘宝館のコレクションをもってきたものだとか。

しかしまぁ、なんだこりゃ。
あっけらかんと卑猥。
もはや清々しいほどに。

基本的に館内の撮影は自由なので、どんどん写真をブログやツイッターで拡散してください、とのことだったのだけど、ある一角のみ撮影はNGというところが。
なんだろ、と思ってみたら、いろんな国の男性器と女性器をあらわした蝋人形。
もう、局部のみ。
なんだか正気の沙汰ではない職人芸を見る。
まだ軽く寝ぼけてるくらいの時間に見るもんじゃなかったかもしれんけど。


思ったよりもコンパクトではあったけれど、なかなか見応えありますた。
なんとか間に合ってよかった。

全国各地、いろんなところの秘宝館をめぐっていきたいのです。


 

弁当記 #092


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2013.01.24

□隠しのり弁
□焼き鮭
□塩こぶキャベツ
□ウインナー
□野沢菜漬け
□オムレツ

旅館の朝ごはんみたいなラインナップ。
公演終わったらどこか旅行してえなぁ。

 

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