あけましておめでとう


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スコンと晴れた朝。

劇団宝船 泥船公演『撫で撫で』、いよいよ初日の幕開けでございます。

「初日は楽日のように、楽日は初日のように!」というのはクロムモリブデン森下くんがよく言っていることばなのですが、たしかになるほどな、と思うのですね。
ついつい「ときには娼婦のように!」「ときには母のない子のように!」と付け足したくなるけど。


昨日の場当たりの続きから、本番を想定したゲネプロ、そして夜の本番と。怒濤のスケジュール。
あっという間に1日が終わってた。

や、しかしなかなかイイ初日だったのではないでしょうか。
結局みんな本番に帳尻合わせて仕上げてきてんなー、と思うところしきり。
稽古でやってきたことの、さらにひとつ上のクオリティをきっちり出してきてるというか。
楽屋のモニター越しにビンビン伝わってきました。
お客さんの反応も含めてようやく完成するところがあるのが、何とも面白くもあり、怖くもあり。


終演後は、顔合わせのあとに行った中華料理屋で、お客さんを交えての初日打ち上げ。
40人弱くらいの大所帯でワンサカ呑み、最終的にペヤンヌさん・珠里さん・照明さん・舞監さんというコアなメンツで4時までダラダラ居座る。

「宝船の芝居観ると、いつもお客さんが自分の過去の恋愛遍歴について話してくるんだよね」
「『私もこんな経験ありました』『同じようなこと言われたことあります』とか」
と珠里さんが言っていたけど、たしかにいつも宝船観るとそう思うんだよな。


さて、明日も本番。
ゆっくり休んで、また楽しむよ。
二日目は何のように?

 
YAMAZAKI Kazuyuki (2013年1月30日 23:40)