35→36


IMG_0507.jpgほんじつ、36歳になりました。


思えば35歳になった翌朝、夢精をして目が覚めたという、とんでもねえスタートだったのですが、なんちうか、いろいろあったな35歳。

ひさしぶりに舞台に立てたり、刺激的な出会いがあったりと、楽しいこともたくさんあったのですけど、酔っぱらって電車乗り過ごし、酔っぱらって携帯を3ヶ月のあいだに2度紛失し、酔っぱらって交通事故にあって骨折し、となかなかカラフルな一年でもありました。
あと、いよいよ俳優を辞めて新潟に帰ろうか、という問題に直面したり。

モロモロ悩んだりもしたのですけれど、いまはもう踏ん張るしか道はねえな、と決意を新たにしたところなのですね。
あと、お酒はいい距離感を保ちながら楽しもうと。なかなか難しいところでもあるのですけど。


ま、そんなこんなですけれど。
どうぞ今後ともなまあたたかく見守ってくださいませ。



さて、この35歳さいごの4日間、短期集中の俳優ワークショップに通ってきまして。

昔はけっこうワークショップとか積極的に首つっこんだりしてたけど、最近そういうアプローチもしなくなってるなぁ、と思い、ひさびさに重い腰あげてみたのですね。

4日間の日替わりで、映像系の監督さんが講師となって、いろいろ演技を見てくださる、というワークショップ。
参加しているのは20人くらいで、上は41歳から、下は17歳まで。だいたい20代前半から半ばくらいの人が多かったでしょうか。自分は上から数えて3番目くらい。

これがなんとも刺激的というか。べんきょうになったというか。

監督さんによって、教えてくれる内容はそれぞれ違うんだけれど、自分の弱点がすごくハッキリ見えた。

たいして巧くもないくせに、小手先のテクニックに頼りがちだったり。
脚本を読み込んで想像するという、大事な作業をおろそかにしていたり。
変なところで自尊心が邪魔して、頭とからだが固くなっていたり。

あと、ガツガツ前のめりになってるいまの姿勢も大事だけど、もうちょっと力抜かないと、だな。

たぶん、いまこのタイミングで受けたからこそ感じられたところがあったと思うが、ホント受けてよかったです。
おもしろい人もいっぱいいたなぁ。17歳の男の子とか、超おもしろかった。立ってしゃべってるだけなのに、完全に目をもっていかれた。恐ろしい子......!



関係ないけど、昨日の昼に行ったお仕事の現場にいた眠り猫。
休憩時間のたびにおさわりしてハァハァしてたら「うるせえなぁ」みたいな顔された。

猫かわいいよ猫。にゃー。

 
YAMAZAKI Kazuyuki (2012年2月27日 11:24)