絶頂マクベス


20120401_2618800.jpg同じ事務所の葛木英ちゃんが出てる、柿喰う客『絶頂マクベス』観たいなと思っていたら、どうやら今日はバルコニー席だと1,500円で観られるというので、いそいそと吉祥寺シアターに行ってまいりました。


昨年の『悩殺ハムレット』に続く「女体シェイクスピア」シリーズ第2弾ということで、女優のみで演じる『絶頂マクベス』。

赤白黒ベースの世界に、見目麗しいキャストが、キレッキレの動きのノンストップ・フルスロットル90min。
照明・音響の雰囲気と、メイドや執事などのコスプレ的な衣裳もあいまって、格闘ゲームのデモ画面を見ているような気分に。バルコニー席から俯瞰で観ていたというのも一因か。

とはいえベースの『マクベス』を丁寧に咀嚼しつつ、新たな表現を生み出してるのがまたおもしろい。
海外でも受けるんじゃないか。アキハバラ的な文脈に置き換えたものとして。

むかしロンドンに行ったとき、『マクベス』を南アフリカのズールー族の世界に置き換えた『uMabatha』という舞台を観たことがある。
まるで言葉はわからなかったけど、ネイティブ・アフリカンの身体と文化の向こうに『マクベス』のストーリーが透けてみえるので、とても楽しかった。




「女体シェイクスピア」シリーズ、次回は『発情ジュリアス・シーザー(仮)』だとか。楽しみですな。

あと、19日の夜は「乱痴気公演」と称して、全キャストの配役をシャッフルしたものを1ステージだけ上演するのだとか。すげえな。それも観たい。観られないけど。


しかし、女体のエネルギーに当てられ、見終わってなんだかとても腹がへった。肉喰いたくなった。

柿喰う客を観た客、肉喰いたくなるとはこれ如何に。

 

弁当記 #039


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2012.04.17

□鮭ねぎごはん
□紅しょうが
□麻婆もやし春雨
□味たまご

麻婆もやし春雨、ゆうべ作りすぎた。
鮭ねぎごはん、ウマス。

 

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