闇金ウシジマくん


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夕方、友だちからメールで「今日の夜『闇金ウシジマくん』の試写会のチケットがあるんですけど、おヒマだったら行きません?」とお誘いが。ふたつ返事で行ってみることに。
とはいえ仕事が終わるのが18時、映画がはじまるのが18時半。会場までは電車で20分、駅から徒歩5分とかなりスレスレの感じだったけれど、ベルサッサで仕事上がって滑り込みでギリギリ間に合った。ふー。


ギャンブルにハマった母親の借金を背負い、カウカウ・ファイナンスを営む丑嶋(山田孝之)の容赦ない取り立てに追われる未來(大島優子)。出会いカフェで働くようになった彼女は、簡単に稼げるのならば体を売ってもいいと考えるように。
一方、イケメンダンサーを集めたイベントを企画し、彼ら目当てに集まる女性たちから金を巻き上げる純(林遣都)は、丑嶋によって資金調達の道を閉ざされたことを恨んで復讐(ふくしゅう)を決意する。


原作の世界観をなかなか丁寧に描いていて、登場人物たちのあのドンヨリした感じがそのままスクリーンに乗っていた。
パチンコにハマって、育児放棄しながら○○する母親役の黒沢あすかさんの、肌の質感とかすごかったな。

とはいえ、ところどころにはさまれるユーモアだったりのおかげで、観終えたあとにズゥンと引きずるような重さはなく、救いのある、スッとした終わり方に。
陰惨なシーンは尖端恐怖症には厳しかろうと思って直視できなかったけど。

電車で乗り合わせた、ホスト風のメンズたちの会話に思わず耳をそばだててしまう帰り道。
やあ、お金は怖いね。
ドラマ版を見逃してしまってたけど、ちょっち観てみよう。



映画観たあと、18日『AKAT村の狼』稽古。
とにかく回数をこなして、自分なりの勝ちパターンを探るのと、他のファイターたちのクセを知るのが目的。
いろいろやってみるけど、なかなかむつかしい。
頭から湯気が出て、変な汗かいた。
そしてだんだんみんなが信じられなくなってきたぞ。

まだまだっす自分。
おっしゃ、がんばろ。
嘘、ついてくよ。

 

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