きく麿ツアーズ 〜山梨編〜


先日の落語ワークショップをやったときのこと。
主催のツジ太くん・きく麿師匠・ケータリング班のねえね・山にょでの打ち合わせの席で「これ終わったらみんなで慰安旅行行こうよ」と話がもりあがりまして。
打ち合わせもそこそこに。

きく麿師匠がステキな旅のプランを立ててくれて、レンタカー借りて行って参りました。慰安旅行。
朝9時半くらいに車で迎えに来てもらい、出発進行。向かった先は山梨県。


車のなかではDJツジ太くんのゴッキゲンなナンバーがガンガン流れて、もう走るカラオケボックスですよ。カラオケ多動症がじっとしていられるはずもなく、はしゃいだはしゃいだ。
ゆうべの酒房の酒も抜けきらず、なんならちょっと車のなかで仮眠でもとろうかと思っていたのですけど、そんな時間1分たりともありゃしねえ。午前中からトップギア。
はじめは残念な空模様だったのだけど、高速道路を走ってだんだん目的地に近づくにつれ、天気もよくなってきた。


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まず最初に行ったのは、石和温泉のあたりにある、鶏もつ煮の有名な老舗のお蕎麦屋さん「奥藤第二分店」
新蕎麦もいいな、丼もののセットもうまそうだ、といろいろ迷ったのですけど、やっぱり山梨に来たら食べたいですよね、ほうとう。かぼちゃほうとうを頼む。
まずこの鶏もつ煮がうめえ。うめえ。テラッテラしてる。
そしてほうとう、熱い!熱い!うめえ!
みんなでちょっとずつシェアして食べたのですが、蕎麦もおいしい。

食った食った。


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次は信玄餅で有名な「桔梗屋」の工場見学へ。
このきな粉に黒蜜まぶして食べる信玄餅。うちの実家のほうでは「出陣餅」という名前でした。上杉謙信のおひざもとなので。
工場では信玄餅のできる過程を見る。楽しい。
ラインに流れてくる餅をビニール包装でひとつひとつ手で包んでくの見て。まぁ早い早い。5秒でひとつくらい包んじゃうんですってよ。
そして自分たちでビニールに包んで箱に詰める体験ができるというコーナーもあり。うまいことできてるね。
ソフトクリームに信玄餅を合わせた「桔梗信玄ソフト」というのを食べて「餅とアイス、おいしい! 雪見大福みたい!」とツジ太くんの残念なコメント。
そりゃ、そうだろうけどさ......もうちょっと何かないの?


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工場見学をしたあと、次の目的地に車を走らせていると「性風俗博物館 桃丘コレクション」という看板を発見。
これ、熱海でいうところの秘宝館、伊香保でいうところの珍宝館みたいなもんかい? とボルテージ上がり、いざ突入。
が、残念ながらシャッターが閉まってた。
でも入口のところに男性器を模した巨岩と、女性器のかたちした巨木がドデンと鎮座していたので、記念撮影。ご利益ありますように、と。


そのあと「ハーブ庭園 旅日記」というところに行って、庭園を眺めながらぶらり散歩。
庭園のなかでいろいろ記念撮影。

そしてマンズワインのワイナリーに行き、いろいろ試飲。日本のワインも美味しいですよね。
キッコーマンのワイナリーなのですね。
ここにも顔ハメがあったのでまた撮影。


だんだん日も暮れてきた18時ころ、「天空の湯」という見晴らしのよい高台にある温泉へ。
ここ、しばらく前にドラマの撮影で勝沼に来たときにも一度来たことあるけど、いい眺めなのですよね。
夜景が素晴らしい展望の露天風呂でダラーッと湯につかる。
師匠と深い話をしながら。恋の話とか。仕事の話とか。
気持ちよかったなぁ。


お酒好きな師匠がずっと呑めないままこの旅が終わってしまうのも忍びないので、東京に戻ってレンタカー返したらみんなでごはん食べようということになり、帰路へ。
さすがに遊びたおしたのでみんなぐったりするかと思いきや、「エロしりとりしよう」ということになってまた一段ギアがあがる。あまり直接的な表現はNGで、自分なりのエロいと思うことばでしりとりする、っつう。
くっだらねえんだよ。
イイ大人たちが。
これまたキャッキャした。


平日ということで高速道路もすいていて、ビュンビュン飛ばしてあっというまに戻ってきた。
レンタカー返して、旅のしめくくりに師匠のお気に入りのモツ焼きのお店に連れて行ってもらった。
まぁ、ここのお店がまた美味いこと。
何度膝をたたいたことか。
「はじめてここでホルモン焼きを食べたとき、あまりに美味すぎてホルモンの夢見て、朝起きたら自分の下唇をハムハムしてた」という師匠。
こいつは夢に見るよ! 唸ってばかりだったな。
写真撮影はNGだったのですが、心のなかにガッチリ焼き付いております。

チューハイ呑んで一日の反省会でまたひとしきり盛り上がり、23時ころ電車で帰宅。
楽しかったなぁ。
ホントに一日ずっと笑いっぱなしだった。濃かったよ。


師匠、ツジ太くん、ねえね。
ホントにありがとうございました。
愉快な仲間たちと楽しい旅ができて、オラしあわせだ。

 

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