ピェンロー酒房


もう10月もおしまいか。
お鍋の美味しい季節になってきましたよ。

というわけで、今日は白菜の美味しいお鍋「ピェンロー」をやろうよ、ちう酒房に。
だいたいいつもお友だちにメールを流してお誘いするのですが、なかなか予定が合わなかったり、体調をくずしていたり、で人数が揃わず。
少人数でもいいかな、と思っていたけれど、TwitterとFacebookでお誘いをしてみたら、珍しい角度から友だちが名乗りをあげてくれて、集まった6人中4人が酒房初参加という会に。


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[本日のおしながき]
□ラスク
□かぼちゃとクリームチーズのサラダ
□イベリコ豚のパテ(おみやげ)
□納豆キムチ奴
□薬味もりもり鰹刺身
□ピェンロー

ハロウィンということで、かぼちゃのサラダ作ってみた。無水鍋で蒸したカボチャに、クリームチーズと砕いたアーモンドを混ぜて。ウマス。ラスクに合う。

おみやげのイベリコ豚のパテ。濃厚でうまい。「高級なコンビーフみたい」という感想は、それってどうなんだい? と思いつつ言い得て妙。これもラスクに合う。
このパテと合わせてカルディで微発泡の赤ワインをおみやげで持ってきてくれたのですが、これもまた美味しかったですね。
ただ、店員さんに「オススメのワイン教えてください」と訊いたところ

「何人くらいで召し上がりますか?」
「やー、わからないですね」
「けっこうお酒呑む方が多いですか?」
「それもちょっと......」
「女性と男性とどちらが多いですか?」
「どうなんでしょうねえ......」

という、なんともフワッとしたやりとりがあったみたい。はじめて来る酒房、まるで予想がつかなかった様子。
でも店員さん、ナイスチョイスでした。

ピェンローは毎年寒くなるとやりたくなるのですね。
具は白菜・豚バラ・鶏肉・椎茸・春雨のみで、各自が塩と一味唐辛子で味つけして食べるという、妹尾河童さんオススメの知る人ぞ知る鍋。
記念すべき第一回目の酒房山にょで作って以来、か。
〆には雑炊にして、べったら漬けを添えて食べるのがお楽しみなのですが、腹いっぱいになってたどりつかなかった。


お友だちの、音楽をやっている石井さんと、音ネタのお笑いをやっている石井くんを会わせてみたら面白そうだな、と思っていたら、石井さんのご実家と石井くんのお父さんの生まれが同じ千葉ということで「あの界隈、石井って多いんですよね」ということだった。そして二人の波長がやたら合っていたのが何とも面白かった。
千葉に脈々と流れる石井の血......!


酒房で好きな食べ物の話になることは多いのだけれど「カレーライスの食べ方からプロファイリングする人物像」という話でやけに盛り上がる。
ライスとルーとどっちが先になくなるか。
ルーは右派か左派か、はたまた上からかける派か、等。

食べ物の話になるとギアがグッと入る「なかなかの変態」とウワサになっていたあの人は思った以上に変態で、そこから派生して「自分はいかにお米を愛しているか」ということを、負けじと熱く語ってしまう自分もまた変態なのだナ、と気づかされた一夜。

あーあ、今日はまたなかなかカオスな宴だったな。
おもしろかった。


 
YAMAZAKI Kazuyuki (2012年10月31日 23:48)