欲望の食卓


R0011776.jpg欲望の食卓」というドラマが以前ありまして。

96年ころに日本テレビ系列で放送していた深夜ドラマで、1話完結の3本のオムニバス。

ひとつは、鈴木砂羽さん演じる若奥様が料理を作っている姿を、田口浩正さん演じる住み込みの書生さんがじっと見つめるお話。
ひとつは、美食家の吹越満さんが、大塚寧々さんに美味しいものを食べさせ太らせようとするお話。(ちょっと記憶が曖昧)

いちばん好きだったのが、罪を犯して逃亡している容疑者の石橋蓮司さんが、行く先々でメシを食べているさまを、張り込みの刑事たちが見つめては、毎度毎度お腹をすかせる、というお話。

なかでも「立ち食いそば屋で、たぬきそばをすすったあと、まだ天かすとネギが浮かんだつゆに白めしをぶっ込んで、茶漬けのようにしてサラサラいただく」という話がすごく印象に残っていて。
石橋蓮司さんが、コレまたうまそうに食べるんだ。

それ見た翌日にすぐ立ち食いそば屋に行ってマネをしたものです。

たまに無性に食べたくなるのですね。
んで、本日の昼めしは、社員食堂でたぬきそばライス。まんぞく。


あのドラマ、ホントおもしろかった。キャスティングも素晴らしかったし。
「深夜食堂」「孤独のグルメ」が好きなひとにはたまらないと思う。

もっかい見たいな。再放送か、DVDにならないでしょうか。

 
YAMAZAKI Kazuyuki (2012年2月24日 14:42)