飛び加藤


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夜、台風の近づくなか「飛び加藤」@日比谷シアタークリエ観に行ってきました。

はじめて行くシアタークリエ
数年前になにかのドキュメンタリーで、劇場がオープンするまでの紆余曲折を描いた番組をチラッと見た記憶があるが、お客さん目線のちょっとした工夫が劇場のあちらこちらに盛り込まれていて素晴らしかった。
なるほど、わかってらっしゃる。


伝説の忍者「飛び加藤」を主人公に、「人魚姫」をモチーフとしたストーリー展開と、
日本古来の伝統的奇術・手品である「手妻」をミックス。
この斬新な舞台を創るため、最強のキャスト&スタッフが狼煙を上げた!

「TRICK」シリーズでおなじみ、蒔田光治が書き下ろした脚本を、
独特の世界観と、突出した演出力で人気の河原雅彦が演出。

(略)

豪華キャストに加えて、手妻の第一人者である、藤山新太郎も一座に迎え、
手妻あり、笑いあり、涙ありの『飛び加藤』、いざ、参る!


手品あり、アクションありの軽やかなエンターテイメント。
筧さんの奏でる骨太な華やかさが土台になって、周りのキャストの彩りがなんともカラフル。
三上市朗さんが艶っぽい。
やあ、時代劇やりたいな、とあらためて思う。

しかし、つくづく河原リーダーすげえな。
「その妹」みたいなしっとりした文芸作品もやれば、小劇場の熱さと勢いをそのままキープした「TEXAS」をやり、今回みたいなど真ん中エンターテイメントもサラッとこなし。

なんだろ、あの振れ幅。
苦手なジャンルとかないのかな。


終演後、楽屋にお邪魔してちょろっとごあいさつ。
森戸さんがちょんまげ載せたまま出てきて笑った。似合ってたなぁ、アレとか。あの衣裳とか。客席がザワついてたアレ。

「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」でご一緒した窪寺さんにひさびさに再会。あいかわらずの男前っぷり。
ちょうど鬼頭くんも来ていて、期せずして"ペイズリー教団"の幹部3人が勢揃い。うれしいね。
ペペ、ペイズリー!


劇場を出たら台風がどえらいことに。開いたビニール傘が秒殺でお逝きになった。ギギギ。
地下鉄とバスを乗り継ぎ、やっとこ帰宅。

 

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