AKAT村の狼


15時半すぎに下北沢に到着。
演劇人・バンドマンのオアシス的だらだらスポット「ぶーふーうー」に集合して、『AKAT村の狼』事前リハーサル。
徐々にみんなのプレースタイルがわかってきた。
三浦英くんはトリッキーだな、とか。詩森ろばさんの直観こええな、とか。詩子ちゃんは信用ならねえ、とか。


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3ゲームくらい流して、会場のstudio AKATに入る。
女子チームはメイク&衣装がえ、男子チームは客席づくり。
そもそもこの『AKAT村の狼』。せっかく小劇場界隈のくせ者たちが集まっているので、ただ普通にゲームをしていてもつまらないということで、それぞれに役職と名前が与えられた。

踊り子アンジェリーナ:小林油化さん。
肉屋のボビー:三浦英くん。
村役場のキャサリン:蒻崎今日子さん(JACROW)。
牧師ダニエル:杉木隆之さん。
鍛冶屋フランク:山崎和如。
医者グロリア:渡辺詩子ちゃん。
木こりのヘンリー:石黒圭一郎くん(ゲキバカ)。
酒場のイザベラ:詩森ろばさん(風琴工房)。

と。
自分の役柄に合った衣装を用意する人もいれば、AKATの内装自体がちょっと異国情緒ただよう雰囲気なので、ちょっとエキゾチックな衣装の人もいたり。
自分はインドで買ったシャツとルンギー(腰巻き布)で、ニャクさんに借りた布を頭に巻いて。
全体で並んでみたらまぁガッチャガチャね。おもしろい。


お客さんもたくさん入って、熱気あふるるなか19時からいよいよスタート。
まずは自己紹介〜人狼ゲームのルール説明が。


ちなみにわかりやすいまとめがこちらにありますので、参考までに。


んま、やってみないとわからないってことで。

まず1回戦、人狼×2+占い師×1+村人×6。
圧倒的に村人陣営に有利ななか、したたかな石黒くんがずっとみんなを欺いて、人狼チームの勝利。

2回戦、人狼×2+狂人×1+占い師×1+霊媒師×1+ボディガード×1+村人×3。
霊媒師の役職が回ってきたものの、あまり有効に技能を活かせずに食い殺されるが、村はなんとか勝利。

3回戦、人狼×2+狂人×1+占い師×1+霊媒師×1+ハンター×1+村人×3。
どう動こうか、とあれこれ考えているうちに、ほとんど発言もすることもないまま食い殺される。
もうこれは人狼の勝利か、と思われた最終局面。トリッキーな言動をしていた肉屋のボビーが、ハンターの技能で人狼を相打ち。まさかの大逆転で村の勝利。拍手喝采。


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やー、合間合間で休憩ははさんだものの、たっぷり3時間半くらいのファイトクラブ。
かなり頭を使うもので、さすがに終わったあとは朦朧と。朝からのドタバタもあって、帰り道はもうすっかり電池が切れてしまった。


ゲームとしては楽しかったけど"役者が役を演じながらやっている"というところをもうちょっと色濃く出してもよかったかもね、等々。
反省点などもいろいろありましたが、すこぶる楽しいイベントでした。

もっといろんな人がやっているのを、今度は客席側で観てみたい気もします。
観てたら観てたで、きっとやりたくなっちゃうんでしょうけど。


『ともだちのそうしき』に引き続き、お声かけてくれた構成・演出の仗さん。
ともに戦ってくれた8名のミステリーファイターのみなさん。
そして観にきていただいたお客様。

どうもありがとうございました。


やー、人狼、深いゼ!


 
YAMAZAKI Kazuyuki (2012年8月18日 23:00)