リーディングハイ


火曜日。
来月のリーディング公演「ともだちのそうしき」稽古に行ってまいりました。

最近酒の席で仲良くなった、相手役の安元さん。通称ぴーちゃん。
舞台では拝見したことはあったけれど、実際どんなお芝居をするのかわからず。
仗さんの演出もはじめて。
そもそもリーディングという形式自体もはじめて。
どうなることやら、楽しみに臨む。
あえて構えず、両手ぶらり戦法で。


シーンごとに区切りながら、序盤は「ここの台詞はもうちょっと間をとって」「ちょっと意識的に声色変えてみて」「邪魔しない程度に相槌入れてみて」と、ところどころ演出をつけてもらいながら。
だんだんお互いに興がのってきて、グルーヴ感に身をゆだねながら。
「あ、そう来ます?」みたいなうねりに乗っかってみたり、あえて乗らずに違う方向に跳ね返してみたり。
とにかく楽しいし気持ちいい。


この楽しさ、なにかに似てるなと思ったが、アレだ。
実家に帰ったときに酒呑んで酔っぱらって、家のピアノで姉ちゃんとふざけて連弾したときの感じだ。


話してみたら、3つ下の弟さんがいたり、小さいころからずっと音楽をやってたりと、なんだろこの姉弟のシンクロ率? みたいなところが多々あって笑っちゃう。
もともと、ベターポーヅの加藤直美ねえさんが「ぴーちゃんと山崎くん、絶対気が合うと思う」と言っていたようなのですが、その見立ては大正解。
むしろ何で今まで会わなかったんだろね、と。


「もう明日本番でも大丈夫でしょ」と、演出家からのお墨付きをいただいた。
もうこれは楽しくなる予感しかしないですよ。何十回でもやれますよ。

7月15日(日)17:00から、大吉カフェにて。

血中音楽濃度とアルコール濃度高めの二人のグルーヴ感を、ぜひ観にいらしたらよろしいのではないでしょうか。
お席が少なめなので、ご予約はお早めに!

 
YAMAZAKI Kazuyuki (2012年6月26日 22:53)