肉とパンケーキ


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2月9日、肉の日。

先日からバーテンダーをはじめたお店、下北沢BUDOKANの系列店・下北沢ARENAにて、肉フェスティバルなる催しがあるというのでちょろっと顔を出す。
高級牛肉のドデンとしたバーベキューと、しゃぶしゃぶが2,000円で食べ放題。
ううううう。
うめえええ!
ああいうガッツリした肉、めったに食べないのだけどテンションあがりますね。
肉汁ジュンジュワー。
「新人の山崎です」と、常連さんにちょいとご挨拶。
みなさん、よろしうおねがいします。


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たらふく肉食って、横浜へと移動。
ちょい早めに行ったつもりが開演時間を30分間違えていて、最初の10分ほど見逃してしもうた。ちくしょう。こんなことめったにないのに、よりによって今回かよ。

これまでもいろんなミュージシャンの人たちとセッションをしてきたクリウィムバアニーであるけれど、今回のはまさしく異種格闘技の趣。肉弾戦。

コンタクト・ゴンゾの男たちが生々しい殴り合いのパフォーマンスをするなか、舞い踊りながらパンケーキを焼いては遊ぶクリウィムバアニー。

この対極にあるダンサーたちのコントラストがなんとも面白い。
男×女。
黒×ミント。
ゴリゴリ×フアフア。
混ざり合わなそうな両者が溶け合ってる感じ、『AKIRA』終盤で暴走した鉄雄が、自分の身体に岩とかの異物をとりこんじゃうのを思い出す。

コンタクト・ゴンゾの絡み合いが、猿山の猿を見ているようで飽きないね。
ボス猿が塔のうえからカタパルトのごとくレモンを撃ち、男たちがパネルをかざして乙女たちを守る姿がなんとも滑稽かつロマンチック。たちのぼるレモンの香り。
そのうしろでは天野タケルさんが壁一面にライブペインティング。
そして流れる池永正二さん(a.k.a.あらかじめ決められた恋人たちへ)の、エッジがききまくりの音の洪水。


すげえな。
五感、総動員。
これ4時間くらいずっと観てられるな。
なんつうか、すごいモノを目の当たりにした感じ。事件だ、事件。
フワッフワした頭で帰路につく。

おそるべしだったよ。

 

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