ヘルタースケルター


週に一度やっている殺陣教室。都内の区民集会所の体育館などを転々としながらやっているのですが、今日ははじめて行くところ。
ここが非常に新しくてキレイな施設で、450円で入れる風呂までついていた。
ひとしきり動いて、Tシャツがしぼれそうなくらいに汗かいてデロデロになったあと、入ったよね、風呂。たまらんよね。
あそこイイな。また使おう。



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夜、渋谷で『ヘルタースケルター』観る。

とにかく沢尻エリカさまに圧倒される、極彩色のものがたり。すごかったな。

なんつうか、熟れたザクロみたいな映画。

このバージョンのポスター、シンプルだけどいろんな情報が詰め込まれていたのだな、と観終えたあとに気づく。


さすがフォトグラファーの蜷川実花監督だけあって、演者からライティング・衣装・装飾などすべてを含めて、どの場面を切り取っても一枚一枚が「絵になる」完璧な仕上がりだったのだけれど、それが2時間半続くとさすがに頭とからだがウィーッとなることに気がついた。
ちょっとくたびれた。
弱ってるときに観たら当てられてたかもな。
網タイツ&ガーターベルトフェチとしても、正直ムハムハしすぎた。


レディースデーに、満員の渋谷のシネマライズでこれを観たのは、シチュエーションとしては100点満点だったのかもしれんな。
終わって夜の渋谷の街に出ても、まだ映画の続きから抜け出せない気分。

そして殺陣教室が終わって渋谷に向かうとき、電車のなかでウトウトしていたら、向かいの席の女の子のパンチラが見えそうで見えないスカートのなかから蝶が出てくる、という短い夢を見た。
あれは映画の予告編だったのだな、と思う。


 
YAMAZAKI Kazuyuki (2012年7月25日 23:21)