おおかみこどもの雨と雪


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去年観よう観ようと思いつつ、タイミングを逃してしまって観そびれてた『おおかみこどもの雨と雪』が下高井戸シネマでやっているというので、観に行く。

人間の姿で暮らす"おおかみおとこ"に恋をした大学生の花。やがて妊娠し、雪の日に女の子の、雨の日に男の子の《おおかみこども》を産む。姉弟は雪、雨と名づけられる。ところが、ある日突然"おおかみおとこ"が帰らぬ人に。遺された花は子供たちを人間として育てるか、おおかみとして育てるか悩み、山奥の古民家に移り住む。日々成長する快活な雪と内気な雨。小学生になった2人にそれぞれ転機が訪れる。

親と子の、切なくも頼もしい成長のものがたり。

お姉ちゃんのうしろにくっついて歩いてた内気な幼少期のころや、じいちゃんに連れられ山に行ったりした少年期のころを思い出し、随所随所にギュンと引っ張られるポイントが転がってた。
ひさしぶりに山に行きたくなったよ。

いい映画だなぁ。
そして美しい映像と躍動感。
映画館で観ることができて、ホントよかった。

『時をかける少女』『サマーウォーズ』もそうだけれど、細田監督の映画はときどき思い出したようにくり返して観たくなるな。
子供ができたときにまたあらためて観たいし、その子供が大きくなったらいっしょに観たいよ。

......いつになるのかね?


 

YAMAZAKI Kazuyuki (2013年1月 6日 17:09)