恋の渦


オーディトリウム渋谷に行って、シネマ☆インパクトVol.3のCプログラム『恋の渦』を観に行ってきましたよ。


◆超絶劇団ポツドールの三浦大輔、原作・脚本「恋の渦」の映画化に、大根仁監督が「モテキ」以降、初の長編作品として挑む。これはもう事件だ!!

「現場は地獄になる。だが地獄からしか作品は生まれない」久々にこの言葉を思い出しました。初めての自主映画、2時間20分を4日で撮影、限りなくゼロに近い制作費、撮影前日に役者が逃亡、山本プロデューサーの恫喝...だがしかし、間違いなく面白い作品が出来ました。ご期待ください!! (大根仁)


部屋呑みで集まった9人の男女の、あっち向いたりこっち向いたり、矢印の方向性がからまりあう恋愛群像劇。
ああ、こういう人いるいる、といったイタいキャラクターがいろいろ。
でも最終的にどこか憎みきれない物悲しさや人間味があったり。
緻密に描かれていたよ。
ポツドールの舞台版も観てみたかったな。

映画がはじまる前にふと声をかけられ、見ると先日出演したドラマ『あぽやん〜走る国際空港』で同じ革ジャンチームとしてご一緒した新倉健太くん。
群像劇の軸になるコウジ役を熱演していて素晴らしい。やだよー、あんな人。
サトミ役の國武綾ちゃんもよかったな。というか、みんなすごくよかった。胸がザワザワした。

映画の余韻さめやらぬなか、外に出てみるとそこは渋谷のホテル街、というのもまたひとつの効果のような。

ふー。



 

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