やりかけ恋のバッキン


ピーターパン観て夢の世界を飛び回ったあとは、またちがう夢の世界へ。

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毎年夏のおたのしみ、本能中枢劇団『別冊オトメチック ルネッサンス やりかけ恋のバッキン』へと。
今回の会場は渋谷のステキ空間、サラヴァ東京。
お酒を片手に、開演を待ちます。

宝くじ売り場で働く乙女たちは、 とうもろこしで恋占いをし、
ナイチンゲール美容液なるブログを書き、 ブログが炎上すれば「ふー」と気絶する。
レトロでかわいくて、少々まぬけな乙女たちの ルネッサンス(再生復興)。

かつて所属していた劇団、ベターポーヅで何度か上演したシリーズもの"オトメチック ルネッサンス"が、15年の時を経てあらたにうまれました。
そもそも「バッキン」て何よ?

いろんなところに散りばめられたナゾは回収されることもないので、ただただ目の前にただようフンワリした空気に身を任せるのです。
心地よく揺さぶられる脳みそ。

まったく、なんなのよ。

西島さんのつむぐ台詞やさまざまなシークエンスに、底知れぬなにかを感じ身震いする。なにかって、なんだ。
なんであんなこと思いつくのでしょう。
今まで演じる側だったからなんだか麻痺していたけど、相当おかしいよ。

終演後はそのまま会場に残って、ゆったりまったりとした打ち上げにお邪魔。

はあ、楽しかったな。
ところどころ懐かしい場面もあり、あのころを思いだしたり。

\この色なんの色〜?/
\ぴ、ピンクだよ!/

 
YAMAZAKI Kazuyuki (2013年7月24日 22:37)