通しだヨ!全員集合


『撫で撫で』稽古。
本日は全体を通して稽古してみることに。
顔合わせのときから、数えてみたら今日がちょうど14回目の稽古だった。
そして残すところも14回。ちょうど折り返し地点か。
そもそも最初から台本ができていたというのもあるけれど、この時期でもうすでに通し稽古ができるというのはなかなかありがたいな、と思う。

脚本の新井友香さんやプロデューサー、音響・照明・衣装スタッフさんなど、いろんな人が稽古場にやってきて、かなりギュウギュウな感じに。

はじめての通し稽古はやっぱり緊張するな。
最初の出番のところとか、相当フワッフワしてしもうた。

しかし、なんでしょね。
自分で言うのもナンですけど、今回のこの作品、すげえおもしろいですよ。

全体を通してムラのあるところをなくし、全体をなじませつつ各自が底上げをしていく作業がこれからの後半戦の課題だと思うのですけど、この段階で相当大変なことになっているよ。
台本読みのときにも思ったけど、登場する男たちがみんな揃いも揃ってクズ&ゲス。
おもしろいわー。


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いつもシーンごとに分かれて稽古をしているので、実は顔合わせのとき以来、全員が揃ったのは今日がはじめて。
ここは飲み会隊長として仕事しなくちゃならねえ、と思って「よかったら呑みに行きません?」と声をかけてみたら、全員が参加してくれた。うれしいね。
このあいだも行った、いい具合に年季の入った大衆酒場へ。
ポテサラ、もつ煮込み、ウインナー揚げなど。
みんな通し稽古終わっておなかすかせていたもので、焼うどんがうまい。

「父親が隠し持っていた、洋物の裏ビデオをこっそり見たのがはじめてのAV体験」
「姉が買っていた『ロードショー』誌のピンク映画紹介コーナーを切り抜いて、オリジナルのエロスクラップを作っていた」
等、性のめざめについて話すと、ペヤンヌさんと「エロの原体験がほとんど同じですね」と意気投合してしまう。なんつうか、恐縮です。


さ、残り後半戦もはりきっていきますよ。
飲み会隊長としても。

 
YAMAZAKI Kazuyuki (2013年1月10日 22:41)