酒房山にょッチ
話は3月はじめにさかのぼるのだ。
「こんど山にょが主催のイベントやろうよ」と提案していただきまして。
自宅でちょこちょこ開催している酒房山にょ。常連さんたちも前々から「行ってみたい」と言ってくださっていたので、じゃあここスイッチをお借りして、みなさん集めていっちょやりましょうかね、ということに。
昨日のうちにいろいろ仕込みをさせてもらった入江のアニキのおうちに「10時すぎくらいに行きます」と言ったはいいけれど、案の定ゆうべ深酒をしてしまい「おいおい、大丈夫か?」というモーニングコールで起きるという体たらく。ボヤボヤした頭のまま支度をして、仕込みの続きを。
煮込み料理に火を入れて、買いそびれたものを買って、忘れ物を家に取りにもどって。ちょこちょこお手伝いをしてくれるみなさんは12時ころにお店に集合してくれるということなので、アニキの車に鍋や食材を積み込んでお店へ。
「カウンターに大皿がゴンゴンと並んでるイメージ」ということで、この日に合わせて常連のヒヤマさんが、カウンターの上に着脱可能な棚を設置してくれました。ステキ!超ステキ!それも、カウンターの数ミリの段差のところにうまいこと削りを入れて、ぴったり噛み合うようにする匠の技。ヒヤマさん、いつもグズグズに酔っぱらってお店の隅っこで寝ちゃうイメージが強かったので、そのギャップにまた萌えですワ。
そして以前、本だなにつけていた目隠しの布をタンスの奥から引っぱりだしてきて、入り口のところにピンで留めてのれんがわりに。これがまたあつらえたようにピッタリ。「酒房山にょ」て文字、誰か書いてー。
みんなが持ち寄ってくれた大皿に、いろいろ仕込んだ料理を並べ、お客さんたちが集まってくるのを待ちます。そして13時すぎくらいからいよいよはじまりました、酒房山にょッチ。乾杯してよーいドン。
[ほんじつのお品書き]□水菜と塩昆布とツナのサラダ□イタリアンきんぴら□いかくんセロきゅう□ソフィーのパンとラスク□コンビーフポテト□雷豆腐□牛すじとトマトときのこの煮込み□明太子クリームもち□あわゆきシュトーレン□ふわふわ卵スープ
なんだかんだで10品出したのか。いつも酒房やBUDOKAN、出張料理などで作りなれているものを中心に、ちょっとアレンジを加えて。
雷豆腐は入江アニキのリクエストメニュー。さすがはお店のパワフル火力。加減がなかなか難しい。
牛すじとトマトときのこの煮込みは、ちょっと時間をかけて大鍋いっぱいに煮込んだもの。
明太子クリームもちは、ホントどこに出してもすべらない鉄板のひと皿だな、とあらためて思う。
〆で簡単な汁ものが出せたらいいな、と思って出したふわふわ卵スープ。コンソメスープに、パン粉と粉チーズを混ぜた溶き卵を流し入れ、火がとおったところでざっくりまぜて。お母ちゃん直伝のホッコリするお味。
ぜんぶで何人くらい来たんだろうか。飛び込みで来た人も含めて30人以上来たのかな。お店のなかだけではおさまりきらず、軒先で飲み物片手に談笑したり。ホント、天気がよくてホッとした。はじめ雨が降る予報だったから。
ドリンクと洗い物とお勘定はみんなおまかせして、ずっとガス台の前にはりついていたけど、対面のカウンターなのでちゃんと会話も楽しめた。もともと西荻窪にある「酒房高井」というお店が大好きで、まさにカウンターに大皿が並んでいるイイ雰囲気のお店で、ああいうお店をやりたいな、とずっと昔から思っていたのですね。「酒房山にょ」という名前は実はそこから拝借したのです。みなさんのご協力のおかげで、理想どおりの感じでできました。
まァとにかく、楽しかったわけですよ。ときどきテンパったり、いろいろ反省すべき点とかもありましたけれど。
全員分を満腹にするのはむずかしいだろうと思ってはいたのだけど、ちゃんと皆さん満足してもらえたのかしら。ひとまず作った分は全部きれいになくなった。あと、実家のパン屋のパンをいろんな人に美味しい美味しいといって食べてもらえたのが、なんとも嬉しかったのですナ。
あんまり楽しくて、終わってからも興奮さめやらずでなかなか寝付けなかった。あー、もう。月イチくらいでやりたいよ!
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話は3月はじめにさかのぼるのだ。
「こんど山にょが主催のイベントやろうよ」と提案していただきまして。
自宅でちょこちょこ開催している酒房山にょ。常連さんたちも前々から「行ってみたい」と言ってくださっていたので、じゃあここスイッチをお借りして、みなさん集めていっちょやりましょうかね、ということに。
昨日のうちにいろいろ仕込みをさせてもらった入江のアニキのおうちに「10時すぎくらいに行きます」と言ったはいいけれど、案の定ゆうべ深酒をしてしまい「おいおい、大丈夫か?」というモーニングコールで起きるという体たらく。
ボヤボヤした頭のまま支度をして、仕込みの続きを。
煮込み料理に火を入れて、買いそびれたものを買って、忘れ物を家に取りにもどって。
ちょこちょこお手伝いをしてくれるみなさんは12時ころにお店に集合してくれるということなので、アニキの車に鍋や食材を積み込んでお店へ。
「カウンターに大皿がゴンゴンと並んでるイメージ」ということで、この日に合わせて常連のヒヤマさんが、カウンターの上に着脱可能な棚を設置してくれました。
ステキ!
超ステキ!
それも、カウンターの数ミリの段差のところにうまいこと削りを入れて、ぴったり噛み合うようにする匠の技。
ヒヤマさん、いつもグズグズに酔っぱらってお店の隅っこで寝ちゃうイメージが強かったので、そのギャップにまた萌えですワ。
そして以前、本だなにつけていた目隠しの布をタンスの奥から引っぱりだしてきて、入り口のところにピンで留めてのれんがわりに。
これがまたあつらえたようにピッタリ。
「酒房山にょ」て文字、誰か書いてー。
みんなが持ち寄ってくれた大皿に、いろいろ仕込んだ料理を並べ、お客さんたちが集まってくるのを待ちます。
そして13時すぎくらいからいよいよはじまりました、酒房山にょッチ。
乾杯してよーいドン。
[ほんじつのお品書き]
□水菜と塩昆布とツナのサラダ
□イタリアンきんぴら
□いかくんセロきゅう
□ソフィーのパンとラスク
□コンビーフポテト
□雷豆腐
□牛すじとトマトときのこの煮込み
□明太子クリームもち
□あわゆきシュトーレン
□ふわふわ卵スープ
なんだかんだで10品出したのか。
いつも酒房やBUDOKAN、出張料理などで作りなれているものを中心に、ちょっとアレンジを加えて。
雷豆腐は入江アニキのリクエストメニュー。さすがはお店のパワフル火力。加減がなかなか難しい。
牛すじとトマトときのこの煮込みは、ちょっと時間をかけて大鍋いっぱいに煮込んだもの。
明太子クリームもちは、ホントどこに出してもすべらない鉄板のひと皿だな、とあらためて思う。
〆で簡単な汁ものが出せたらいいな、と思って出したふわふわ卵スープ。
コンソメスープに、パン粉と粉チーズを混ぜた溶き卵を流し入れ、火がとおったところでざっくりまぜて。お母ちゃん直伝のホッコリするお味。
ぜんぶで何人くらい来たんだろうか。飛び込みで来た人も含めて30人以上来たのかな。
お店のなかだけではおさまりきらず、軒先で飲み物片手に談笑したり。
ホント、天気がよくてホッとした。はじめ雨が降る予報だったから。
ドリンクと洗い物とお勘定はみんなおまかせして、ずっとガス台の前にはりついていたけど、対面のカウンターなのでちゃんと会話も楽しめた。
もともと西荻窪にある「酒房高井」というお店が大好きで、まさにカウンターに大皿が並んでいるイイ雰囲気のお店で、ああいうお店をやりたいな、とずっと昔から思っていたのですね。
「酒房山にょ」という名前は実はそこから拝借したのです。
みなさんのご協力のおかげで、理想どおりの感じでできました。
まァとにかく、楽しかったわけですよ。
ときどきテンパったり、いろいろ反省すべき点とかもありましたけれど。
全員分を満腹にするのはむずかしいだろうと思ってはいたのだけど、ちゃんと皆さん満足してもらえたのかしら。
ひとまず作った分は全部きれいになくなった。
あと、実家のパン屋のパンをいろんな人に美味しい美味しいといって食べてもらえたのが、なんとも嬉しかったのですナ。
あんまり楽しくて、終わってからも興奮さめやらずでなかなか寝付けなかった。
あー、もう。
月イチくらいでやりたいよ!
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