キタアカリとおマセさん


何度か酒房山にょへのお誘いをしているけれど、なかなかタイミングが合わずのお友だちから「12日か13日はどう?」と逆指名をいただきまして。
よっしゃ、やりましょうぞ。
というわけで、水曜日の酒房山にょ。

R0015462.jpgR0015463.jpgR0015464.jpg
[ほんじつのお品書き]
□ペッパーラスク
□タイ風春雨サラダ
□餃子2種(おみやげ)
□キタアカリとズッキーニのグリル
□鰹刺身とおかひじきのサラダ
□ズッキーニとトマトのアンチョビ蒸し
□ゴーヤチャンプルー

いろいろおみやげを持ってきてくれたなかから、葉山の農園でできたキタアカリがたいそう美味しそうだったので、さっそくお料理に。
無水鍋で蒸して、ズッキーニといっしょにオリーブオイルで焼いて。先日友だちからもらったエジプトの塩でいただく。
ギュッと味が詰まっててたいそう美味しいキタアカリ。
エジプトの塩もあっという間になくなっちまったな。

おかひじき、オニオンスライスのうえに鰹刺身をのっけて、おろし生姜とお酢と醤油とごま油をガッとかけて。
近ごろおかひじきにハマっているのです。

ゴーヤの美味しい季節になりましたな。毎年この時期、鰹とゴーヤばっかり食べてる気がするよ。


このあいだ録画した「SWEET LOVE SHOWER 2013」のライブ映像を、みんなが揃うまでなんとなくBGMがわりに流す。
あのライブ、楽しかったなぁ。
友だちの姪っ子(4歳)が、最近すっかりレキシにハマっているのだとか。
池ちゃんのあの感じは子どもに好かれそうだね、と思ったけれど、どうもその姪っ子は初恋の人が星野源くんなんだとか。
この、おマセさん!


効率の優先


いま、いちばん好きな芝居づくりをするユニットといっても過言ではない、城山羊の会『効率の優先』を観に池袋の東京芸術劇場へ。


shiroyagi.jpg
 仕事。というか会社の話です。私は会社員を10年やったという経験の持ち主です。ふ。みなさんの中にはアルバイトをしている人も多いでしょう。その目的は言うまでもなく、生活の糧、お金を稼ぐことです。もちろん会社員だってそうです。しかし、昔はお金というより、仕事自体が生きる目的になっている会社員も多かった。今でもずいぶんそうでしょう、国民性でしょうか。「会社」ってなんだったんだろう、って震災後思ったりしています。

 演劇的な抽象や象徴みたいなことでは少しもなくて、ただ単に、例えば、わたしはあなたが嫌いで仕方がない。しかしこの仕事のために好きになる努力をしている。もし、仕事を一緒にしていなかったら、とっくにあなたを殺しているだろう、大げさに言えば。あなたはこの仕事のおかげでわたしに殺されずにすんでいるのだ、みたいなことです。よろしくお願いします。

(青年団の山内健司さんとは別人のかつて会社勤めをしていた山内ケンジ)


そこはかとなく漂う、しっとりとした大人のエロティシズムが毎作品たのしみな城山羊の会なのであります。
今回はオフィスのおはなし。
何気ない、ちょっとした会話のなかに生じた噛み合わなさから、どんどん崩れて行く関係性。
そしてうまれた嘘と事件。

おもしれえなぁ。

なんとなくコーエン兄弟の世界観に通ずる空気を感じるのは、ピーター・ストーメア似の岩谷健司さんのせいか。
序盤はうっすらと匂わせながら影をひそめつつ、クライマックスで噴出した石橋けいさんのフェロモン。
カーテンコールであんなに笑ったの、はじめてだよ。
毎度毎度、キャスティングがほんとうにすばらしいと思うのですね。適材適所かつ、全体のバランスが。

はー。

どうもわたくし、エロス×不条理というのが大好物なようです。
オフィスラブというものに、ボンヤリとしたあこがれもあるようです。

平日の昼間っからムラムラした!
ムラムラしたぞ!

 

1