2億4千万のまめぶ汁


ポカポカ陽気の水曜日。
午後から友だちに誘われ、デザイン「あ」展に行ってきましたよ。
これはまた後日あらためてまとめる、とする。


先日の酒房で『あまちゃん』を追っかけ再生したよ、とツイートしたら、ぼくも私も観たいです、という反応がいくつかあったので、さっそくやりましたよ。
『あまちゃん』上映会@酒房山にょ。
あまにょ。

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[ほんじつのお品書き]
□かつお刺身とおかひじきと三つ葉のサラダ
□和風アボカドトマト
□かんずりラスク
□オリーブ(おみやげ)
□ツナと塩昆布の炊き込みごはん
□まめぶ汁


脂ののったかつおと、おかひじきと三つ葉のそれぞれ異なるシャキシャキ食感がなんとも気持ちよい。おろし生姜・お酢・醤油・ごま油をまぜたタレをかけていただきます。
「これ、そうめんに乗っけたい」との感想。たしかに。

完熟トマトとアボカドを角切りにして、塩昆布と混ぜて、刻んだ大葉をどっさり乗せて、醤油とごま油で。さっぱりしてうまい。
「これもそうめんに乗っけたい」との感想。だな。

ツナと塩昆布のたきこみごはんは、塩昆布のパッケージに書いてあったレシピ。
今日は汁ものを出すので、ごはんものもいっしょに食べたいよね。

ほんじつのメイン、まめぶ汁。
『あまちゃん』でフィーチャーされている、「甘いんだかしょっぱいんだか、おかずなんだかおやつなんだかよくわからねえ味」という、岩手県の郷土料理。
せっかくドラマ見ながらの酒房なんだし、いっちょ作ってみるかとクックパッドのレシピを見ながら挑戦。
くるみと黒砂糖を入れた小麦粉のお団子は、みんなでこねて丸める。
「ぜんぜん上手くできない......」と、なぜだかみんなテンションさがり気味。
昆布と煮干しで出汁をとって、ごぼう、にんじん、しめじ、油揚げ、焼き豆腐などを入れて、醤油と塩で味つけし、団子を入れて煮たらできあがり、と。
団子を作る手間以外は簡単。

せっかくなので、再生中のドラマをいったん止めて、みんなで「せーの」と食べてみました。
みんな何ともビミョーな顔に......なるかと思いきや。

ふつうに美味しい!

根菜のうまみとお出汁がお団子にしみこんで、やさしいお味。
お雑煮のような、けんちん汁のような。れんこんとか鶏肉とかこんにゃくとかも合いそう。その家その家でいろいろアレンジが違うんでしょうね。


1話15分で、いま放送してるところまで全部観るとなると10時間弱くらいか......ということで、とりあえず行けるところまで追っかけようと。
はじめて観る人、まあまあハマってる人、けっこうハマってる人とそれぞれの温度差。
前に観た人も、あらためて観かえすと新しい発見があったり。
「このシーンでアレがナニしてて......」という小ネタを解説したくなったり、その後の展開をうっかり言いそうになるのをのみこんだり、と。
コレはあれだな、はじめての人ははじめての人と、ハマってる人はハマってる人同士で温度差合わせたほうがよいのかもしれんね。上映会ってことにするなら。


10話まで観たところで、さすがにちょっとくたびれてしまったので、気分転換にこないだ録画したとんねるずのみなさんのおかげでした『2億4千万のものまねメドレー選手権』を観る。
またメンツ的にも、お笑いに対してそれぞれのことばを持ってる人たちだったので、非常におもしろい。「設楽さんがスッと入れてくる合いの手の、リズム感覚が気持ちよすぎる」と唸ったり。
もうあの曲、カラオケでふつうに唄えなくなっちゃったよ。


結果、『あまちゃん』主題歌と、『2億4千万の瞳』が頭のなかでぐるぐる流れる夜になりました。
\♪テレッ テッテッテッ テッテ テレレレ/
\♪おーくせんまん! おーくせんまん!/

 

YAMAZAKI Kazuyuki (2013年5月15日 23:30)