LINER ACTORS SCHOOL


午後から『撫で撫で』稽古。
いよいよ立って動いて台詞を発す。ひさしぶりだな、芝居の稽古。
演出の仕方によって芝居の作り方はいろいろなのですが、今回のペヤンヌさんの演出はザッとアウトラインを作って、そこから色を重ねながら全体の絵を描いていく、といったかんじ。

けっこう広めの稽古場を借りていて、出番のない人はそれぞれ床に座って他の人の演出を見ているのですが、こないだ稽古初日に下手側に座っていた岩瀬くんが、途中で上手のほうに移動して陣取っていた。
なんでだろう、と思ったけど、途中でナゾがとけた。アイツめ。おれも今度上手側で見てみよう。


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夜、菊川朝子ちゃん作・演出のLINER ACTORS SCHOOL『サンタクロースに逢いたくて...2012』@新高円寺CLUB LINERを観に行ってきましたよ。

音楽に生きるバンドマンが、体の一部である楽器をおろして「演劇」に本気で挑む!!
残されたのは「からだ」と「こえ」のみ!
そこは、「舞台」という名の「戦場」だった...。

体内音楽濃度の濃い役者たちとバンドマンがつくる、全編Xmasソングのゆるゆるミュージカル。
ライブハウスで、お酒を片手に楽しむ。

東京と鳥取を行ったり来たりしながら、その合間にいろんなライブを観に全国各地を飛び回る、エンターテイメントにどん欲な朝子嬢のつくる作品はどんなもんだろう、と思いつつ楽しみに観たのですけど、なるほどね。
朝子嬢のポップな乙女具合が多重構造で見え隠れするような作品でした。
クリスマス、楽しいもんな。
斜にかまえていつもなかなかクリスマスを楽しめない自分ですが、小さいころのワクワク感みたいなのが詰まっておりました。
長靴にお菓子つめこんだアレみたいなかんじで。


♪ウィーウィッシュアメリクリスマス。
♪ジンジンジングルベル。
 

YAMAZAKI Kazuyuki (2012年12月23日 22:13)