[酒場めぐり]おでん なか川

水曜日。

以前立石ツアーズに行ったときにも書きましたが、わたくしおでん部というのに入部してまして。
まあ、みんなでお互いがオススメのおでん屋さんを食べ歩く、という部活動なのですけれど。
とはいえ、メンバー5人が揃ったのは第1回のときばかりで、それ以降第2回はメンバー3人、しかもおでん屋にも行けず。第3回は2人のみという「おでん部、どうなってんだ」という感じだったのですが、ひさしぶりに集まろうということになったらタイミングよく全員集合できることに。
さらに新入部員も2人増え。


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今回のお店は、神田と秋葉原のあいだくらいのところにひっそりたたずむ「おでん なか川」という名店。
総勢7人での部活動となったのですが、二階のお座敷席を予約してくれまして。
これがなんとも温泉宿的な雰囲気を出してまして、軽くいい夢旅気分。


まずはいろいろな肴の盛り合わせに舌鼓を打ち、おでんのお品書きをにらんで組み立て考えつつの瓶ビール。
サッポロの赤星ラガーを置いてあるお店に間違いナシ、と勝手に思ってますよ。

オーソドックスなこんにゃく・はんぺん・大根・がんもなどは当然攻めたいところだけど、くるみ麩、ゆり根、えび芋、白子などのオリジナリティあふれる&酒呑みの心ゆさぶるラインナップに、もうまんまと転がされるばかり。
もう......決められねえよ!!
とりあえずおのおの4種類ばかしピックアップして発注。
でももう品切れのものなどあったのと、人数も多いので、結局大将のおまかせ盛り合わせになって、鍋でやってきました。

イイね!
おでん、イイね!

甘さのあまりない、関西風の澄んだお出汁は大好きなライン。
火の通り加減も、中までしっかり味が沁みてるんだけど煮崩れることのない絶妙な具合。
さつまあげの中に卵の入った「ばくだん」うまかったなぁ。
芹とかえび芋とか白滝とか、うまかったなぁ。

途中から日本酒にスイッチして、すっかりゴキゲンに。
イイ大人たちが、恋のはなしでキャッキャもりあがったり。
完全に中学生のノリですワ。

あと、三軒茶屋の「おでん学園」が閉店してしまった、という話から
「じゃあおでん部、おでん大学目指すか」
「どっかにありそうだね」
「(検索して)帯広にあるね、おでん大学」
「あるんかい!」
「これは行くしかねえな」
とか。
楽しいね。


そして、このお店を訪問する前に予習して見つけた「かけめし」を〆に注文。
漬けにしたまぐろをごはんにのせ、そこにおでんの出汁をかけて三つ葉を散らしていただく、という。
そんなの、美味いに決まってるじゃん!
もう閉店間際で、残念なことに2つしか出せないとのことだったので、みんなで仲よくシェアしましたが、あれ、3杯は喰える。余裕。
はぁ。
美味かったなぁ。
俺ぁ汁かけめし、大好きなんだよ。
特におでんの汁かけめし。


帰り際、にこやか笑顔の大将とごあいさつ。
大変美味しゅうございました。
秋葉原の駅までキャッキャ言いながら歩いていたら、大将が自転車で追いかけてきて「これ、お忘れ物!」と、ハンカチと雨傘を届けてくれました。女子部員たち、完全にメロメロ。


やあ、しかし楽しかったなぁ。
次のお店が今シーズン最後かもね、と話してたけど、夏でもいいと思うんだ。

どこに行きましょうかね。
帯広でもいいぜ!
 

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