WORLD HAPPINESS 2013


普段から夏でも冬でもハーフパンツにリュックサックといういでたちで、たまにひざより下があるものを履いてると「短パンじゃないのも持ってるんだ」と言われるようなわたくし。
そんな格好をしていると「山のぼりとかロックフェスとか行きそうだね」とよく言われるのですが、実はフェスらしいフェスには行ったことがない、丘サーファーならぬ丘フェス野郎なわけですが。家か居酒屋か映画館か。ほぼほぼインドア。

友だちに「みんなでワールドハピネス行かない?」と誘われて、出演アーティストのラインナップを見てみたら、こりゃ行かなくちゃならねえと思ったわけですよ。

夏フェス、デビューの巻。

以前ワールドハピネスに行ったことのある友だちからは「日陰が全然ないから、ホントしっかり対策していかないと、マジで死ぬよ」と言われる。
こちらのサイトを参考にしたりしつつ、いろいろ準備をしていく。
すっかり遠足気分。


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朝9時に家が近所の仲間たちと待ち合わせをして、電車で向かいます。電車のなかで腹ごしらえでおにぎり食べたり、チョコモナカジャンボ食べたり、写真撮りあったり。
写真は駅でうかれ気味の、メガネ(加瀬沢くん)とでぶ(イニくん)とヒョロ長(山にょ)。
メガネは楽しいのか楽しくないのかわかりにくいんだよね。

いい席を確保するためけっこう早くに行ったのだけど、会場の夢の島公園陸上競技場に着いたらまぁ人人人、人。中に入るまでの行列と、日差しにやられてはやくも汗まみれ。
イニが持ってきた、衣服の上からシュッシュするとものすごいクールダウンするスプレーが大人気。あれ、すごかったな。あれのおかげでかなり乗り切れた感はあるな。

客席はブロックごとに区切られていて、我々6人はBブロック。
配られたレジャーシートを広げ、スペイン語?ポルトガル語?で流れる『おそ松音頭』を聴きながら、昼からビールで乾杯ですよ。

ワッショーイ!


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まあ、これ楽しいやね。
とにかくハズレのないラインナップなので、トイレに行ったりグッズを見たりしにいくタイミングがわからない。
酒呑みながら、ポテチとかつまみながら、ユルユルとライブを楽しみます。
でもあまりの暑さにやられて、ひとり途中で脱落。あの暑さはたしかに自分も身の危険を感じたよ。
呑んだビールがそのまま汗となって出ていく。
びしょびしょになった太陽の塔Tシャツから、オフィシャルグッズのイヤミTシャツへと着替えます。

夕方くらいにちょっと雲行きが怪しくなってきて、Twitterを見ると世田谷や杉並の友だちが「豪雨きた」「電車とまってる」「雷スゴイ」などというつぶやきをしている。
「こりゃひと雨来るか?」と、慌てて荷物をビニール袋に詰め、iPhoneやカメラをジップロックに入れて、合羽をはおって対策は万全。
突然の雨も野外フェスを楽しむいいアクセントじゃねえか、来るなら来い、とすっかりミーハー気分で盛り上がっていたのですけど、結局雨は来ず。晴れ男のスペックを発動しちゃったか。

どこを切り取ってもウハウハ楽しいライブ。
個人的にとても盛り上がったのは、清水ミチコ×矢野顕子、奥田民生、スチャダラパーですかね。
新生KIRINJIもヨカッタ。
「こんばんは、ケビン・コスナーです」でおなじみ、レキシのおじちゃんはあいかわらずの楽しさ。

そして大トリのスペシャルユニット、Theおそ松くんズの豪華さよ。
曲と曲のあいだには、スネークマンショーの咲坂守(小林克也)と畠山桃内(伊武雅刀)のトークなわけですよ。
なにこの贅沢かげん。
やあ、楽しかったなぁ。
こちらのレポートを見ながら、いまあらためて楽しさをかみしめ直したところ。
ちょっと休憩でひと眠りしてるうちに、けっこう観たかったやつを観逃してたっぽいな......。


とにかくみんな準備がよくて、飲み物や氷やらおつまみには不自由しなかったのですけど、逆に準備よすぎてフェスめしを楽しむのをすっかり忘れてしまったというのがいちばんの反省点。
次回はそれもまた楽しみにいたします。


そんなこんなの初フェスでした。
また行きてえす。

♪おそ松音頭でヨヨイのヨイ!


 
YAMAZAKI Kazuyuki (2013年8月11日 22:19)