アリーナ家の狼


金曜日。
先日撮影した某CMのアフレコへ。仮編集のものを見せてもらう。
非常におもしろい感じに仕上がっておりました。
しかし山崎は顔がうるせえなぁ、と思う。
もうちょっとしたら情報解禁になるかと思うので、またお知らせしますねーん。


去年の夏に参加した『AKAT村の狼』と同じく、仗桐安氏が手がける小劇場界隈のくせ者を集めた人狼ゲームのイベント。

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【INTRODUCTION】
西欧の独立国家ムーン・マリノは、人口約3万人の小さな王国だ。そのムーン・マリノにおいて最も強い権力を持つアリーナ家の当主ジェローム・アリーナが、ある晩亡くなった。ジェロームの死は数日の間国民に知らされず、外界から閉ざされたアリーナ家では重苦しい親族会議が秘密裡に行われた――。

ジェロームの遺体は、惨たらしく切り裂かれ、かつて見たことのない獣の爪跡が深く深く刻まれていた。それを見た妻イザベルは、アリーナ家の書庫の奥深くに眠る一冊の書物を取り出す。その書物には108年前にアリーナ家で起きた陰惨な事件の詳細が記されていた。そこには、当時の当主レイチェルが惨殺されたこと、その時屋敷にいた9人の親族の中に狼憑きの人間が2人いたこと、彼らを処刑することでアリーナ家は一家全滅の危機を免れたことが記録されていた。そして、狼憑きを見つけた当時の預言者は「108年後にまた狼憑きの人間"人狼"が2人現れる」と記し、時同じくして現れる不思議な能力者についても事細かに書き残していた。

ジェロームを殺した犯人を粛清するための血生臭い処刑と更なる惨劇が、アリーナ家の人々を恐怖の淵へと追い込む。果たしてアリーナ家は身内に潜む"人狼"を見つけ出し、危機を乗り越えることができるのか。はたまた"人狼"に支配され、恐ろしい化け物に家をのっとられてしまうのか。答えは月だけが知っている――。

※この設定はフィクションです。実在の人物や地名などとは一切関係がありません。


最近流行りの人狼ゲーム。
ざっくり言うと、嘘やハッタリを駆使して相手を騙すvs真実を見破る、心理戦のトークバトルなのですね。
そこにいろいろな役柄のキャラクターをのせ。

村人側か人狼側か、自分の陣営が勝利すると1ポイント、ボディガードが誰かを守るのに成功すると1ポイント、といったように、それぞれの役割に応じてポイントが加算されて、最終的に誰がいちばんポイントを稼ぐか、というのを観客は予想して楽しみます。
ゲームのシステムとそれぞれのプレースタイルを紹介する「プレゲーム」があって、なんとなくこの人は強そうだ、という感じと、いろんな下馬評を参考にして2-9に投票いたしました。

罵り合い、相手の論理のほころびをつつき合う、しびれてもつれるバトル。
あえて人狼が誰なのかを知らずに観て、予測したりするのもまた楽しい。
もうね、やってる側は人間不信になりますよ。
でも観るよりもやっぱり戦うほうが楽しいね。ヘタだけど。

個人的には寺井さんのポンコツっぷりが観ていて面白かったです。すぐ殺される人って、いるよね。

そして最終的にポイントを集計して、かなり混戦したので見事1位と2位を当てた人はいませんでした。
でも結果的に「これはほぼ正解とみなしてよいでしょう」ということで、2-9を予想したわたくし、ゲームで使用したオリジナルデザインの人狼&人間カードをプレゼントしていただきました。
イェイイェイ。

でも2枚だけもらっても遊べないよ!

 

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