猿股のゆくえ


sarumata.jpg
ONEOR8『猿股のゆくえ』@赤坂RED/THEATER観に行ってまいりましたよ。

劇団宝船『撫で撫で』で、アルバイト仲間の役でご一緒させていただいた伊藤俊輔さんの劇団。
なかなか今回の公演も面白いとの評判をあちらこちらで聞いていて、楽しみに観る。


4人のきょうだいとその両親と、周辺の人たちのおはなし。
心のひだを描しっとりと丁寧に描いていて、可笑しくもあり切なくもあり。
ああ、これは上質な大人の芝居だよ。


観終わってぼんやりと反芻しながら、何かに似てるなと思ったら、あれだ。
『ロイヤル・テネンバウムズ』だ。
出てくるひとたちがカラフルなんだけど、決してガチャガチャしてない感じ。
伊藤さんの小物感がとてもよかったです。(☜ほめている)

おもしろかったなぁ。
ああいうお芝居、やりたいんだよ。


そして稽古初日から公演後日談までの軌跡をつづった特設ページがとてもおもしろいのですけど、そこからも伊藤さんの小物っぷりがうかがえますね。(☜ほめている)



 




YAMAZAKI Kazuyuki (2013年8月31日 16:24)