GRAVITY


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なじみの酒場で『ゼロ・グラビティ』の話でひとしきり盛り上がったので、まだ興奮を忘れぬうちに思いだしレビューを。


まだ公開がはじまって間もない、12月の半ばすぎくらいだったでしょうか。
映画を観る前にはできるだけ情報を入れたくない派の友だちと一緒に「なるべく早めに観に行こう」ということになり、行ってまいりました。
ウワサの宇宙空間。

過去の経験上、3Dの映画とどうも相性がよくないらしく、映画がいくら面白くてもスクリーンから飛び出てくる情報量に脳が追いつかないようで眠ってしまう体質なのですが。

この映画に関してはIMAX 3Dで観たほうがいいらしい、というのを聞いていたので、はじめてユナイテッド・シネマとしまえんに行ってみました。


【ここから先、若干ネタバレ含みます。】
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すげえ! 映像すげえ! 怖い! 宇宙怖い!
とまァ、阿呆な子どもみたいな感想ですよ。

とにかく緊張感に次ぐ緊張感にグワングワン揺さぶられて、もう大変。
あれ、91分ていう長さもちょうどよかったかもしれない。あれより長かったら宇宙酔いしてた。
すごいもの。未知なる映像体験。


映画好きの酒場の店長と感想を話したとき、ミッション・コントロールの声が『アポロ13』のエド・ハリスだったり、その他にも『2001年宇宙の旅』や『エイリアン』など、いろんな名作SF映画へのオマージュがところどころ散りばめられてる、というのを聞いてなるほど納得。
もう一度観返したくなったよ。

そして地球と混線して交信しているときのあのシーンが、スピンオフとしてYouTubeで公開されているのをあとで観て、よりグッときたのですよ。




しかし、ラストのシーンで砂浜に横たわるサンドラ・ブロックを観て、なんで原題の『GRAVITY』に"ゼロ"をつけちゃったかな、とつくづく思うのでした。


それにしてもIMAXシアター楽しかったな。あの臨場感。
いろんな映画をIMAXで観たいよ。

 
YAMAZAKI Kazuyuki (2014年1月 6日 20:05)