天才でごめんなさい


先日、友だちに誘われて『会田誠展 天才でごめんなさい』@森美術館にようやっと行ってきましたよ。





奇才 会田誠の全貌が明らかに!

会田誠は、今日最も注目されている日本の現代アーティストのひとりです。その作品は、グロテスクでエロティックな作風を見せたと思えば、一方では政治的、歴史的な課題への鋭い批評性を見せます。また日本の現代社会を投影しながら、同時に伝統的な美術作品や様式も多く参照されています。ただ、その作品を俯瞰してみると、この多義性こそが日本社会の縮図のように見えてくることも事実です。会田誠の美術館での初個展となる本展では、デビュー以来20年以上にわたる会田の混沌の全貌を、新作を含む約100点を通して明らかにします。


すげえなぁ。
ポァーッと、阿呆みたいに口あけて観てたと思う。

「ジューサーミキサー」や「灰色の山」など、平面なのに立体に見えてくる緻密な大作に、鬼気せまるものを感じて動けず。
「ジャンブル・オブ・100フラワーズ」「切腹女子高生」のようなポップでグロテスクなものも大好き。
絵画にとどまらず、縦横無尽にかけめぐる作風。
会田誠さん、何人かいるんじゃないだろか。

すげえなぁ。

会期が終わるギリギリに間に合ってよかったけれど、ドキュメンタリー映画『駄作のなかにだけ俺がいる』を観てから行きたかったな。

ふー。
なんか、汗かいた。

 
YAMAZAKI Kazuyuki (2013年3月26日 17:14)