お財布奔走記

今日起きたできごとを、ありのまま記すぜ。


朝、ARENAに出勤する道すがら「そういえば財布かばんに入れたっけ?」と思い、確認したら財布が入ってない。

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慌てて家に戻り、ちゃぶ台の上、昨日着ていた上着のポケット、布団の下、財布のありそうなところを探すけれど見つからず。
最後に財布を出した記憶は、夕べ吉祥寺の「洞くつ家」でラーメン食べて、追加でライスを頼んだときだ。
それからはどこにも寄り道せずに帰った。
どこだ。


とりあえず仕事に遅れるわけにはいかないので、前に2,000円札のピン札が回ってきたとき、なんとなくとっておいたのを取り出しポケットにつっこんで家を出る。

オープン前の洞くつ家に立ち寄って聞いたけれど、忘れ物はなかったとのこと。
これ、どこかで落としたとなるとなかなか厄介だぞ、と思いながらひとまず出勤。
ずいぶん気に入ってる財布だ。
なにをしていても、財布のことが頭の片隅でひっかかっている。
どこだ。


仕事を終えて、吉祥寺駅前の交番に財布が届いていないか確認。まさかとは思ったけれど、やっぱり届いておらず。
ひとまず紛失届けを出す。
住所と名前と電話番号。そして財布の特徴、中に入っていた保険証やクレジットカード類の内容。
「ザッとでいいので、いくらぐらい入っていたか」......定かじゃないけど......小銭しかなかった気が。600円くらいだったろうか。
なんとなく「800円くらい」と言ってしまったけれど、いずれにせよ38歳の財布の金額じゃないよ......。
い、いつもは20万円くらい入ってるんだけど、たまたまなんだよ!


いろいろくたびれて帰宅。
朝は時間なかったけど本腰入れて探すか......と、玄関先の郵便物を手にとったら、その下に財布。
え?
玄関開けて2秒で財布。
よかった。いや、よかったんだけどね。

ここから得た教訓は「いざという時のために2,000円札くらいは用意しておこう」「ひさびさに食べた洞くつ家はやっぱり美味い」ということです。



ここから先は余談になるのですが、交番で紛失届を書いているとき。

女子大生くらいの女の子が、泣きながら警察官たちに相談ごとをしている。内容まではよく聞こえないけれど、なんだか物々しい雰囲気。
最近いろいろ物騒な事件も起きる吉祥寺だ。
そんななか卓上の電話機に呼び出し音。すかさず取る警察官。
少し話したあと、イラッとした口調で「......ちょっと今アレだから、切るよ」と。
うしろの小部屋に向かって「林の机のハンバーグ弁当、冷蔵庫に閉まっといてくれってよ!」と吐き捨ててた。


人間模様ですなァ。

 
YAMAZAKI Kazuyuki (2014年3月 7日 22:04)