キック・アス ジャスティス・フォーエバー

前作がもうとにかく面白すぎて、映画館で3回観ちゃったくらい大好きな作品だ。

正直なところ、続編ものでけっこうガッカリするケースも多いので、期待値を高めすぎないように観に行く。
いろんな情報が入ってきて先入観にまみれる前に、なるべく早めに映画館へと。

ちょうど昨日の夜中に、地上波初オンエアしていたのであらためて見返して、復習もバッチリ。


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キック・アスことデイヴ(アーロン・テイラー=ジョンソン)と、ヒット・ガールのミンディ(クロエ・グレース・モレッツ)は普通の日々を送っていた。ところがそんなある日、デイヴは元ギャングで運動家のスターズ・アンド・ストライプス大佐(ジム・キャリー)とスーパーヒーロー軍団"ジャスティス・フォーエバー"を結成。そこへ、レッド・ミスト(クリストファー・ミンツ=プラッセ)が父親を殺害された恨みを晴らそうと、刺客と共に乗り込んできて......。


【ここから先、若干ネタバレ含みます。】
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ハードル上げすぎないように、というのもあったけれど、結果から言うと大満足でございますよ。

キックアス/ヒットガール/レッドミストの3人の「なぜマスクをかぶるのか?」という心の動きにフォーカスを当ててる印象。
成長したミンディの、思春期特有の心のゆらぎとか。
クロエたん、大人になったのね......。
今回もまたキュンッキュンだよ。

レッドミスト改めマザーファッカーの、憎みきれないヒールっぷりもまたイイ。
ナイトビッチに暴行を加える場面でアレがナニしなくて「俺は繊細なんだよ!」とキレるところとか、爆笑してしもうた。


全体的に、いろいろな新キャラがたくさん出てきてワイワイ感はあったけど、その分印象として散漫になっちゃったというのは正直ある。
ひとりひとりのキャラクターをもうちょっと描いてほしかったかな、というのも。
でもそのワイワイ感もまた、アメコミならではのお楽しみ。
フィギュア集めて、ヒーロー軍団VS悪党軍団で遊びたいよね。


これもまた、観た人といろいろ語りたい作品。
そしてもっかい映画館で観たいよ!



 
 
YAMAZAKI Kazuyuki (2014年2月25日 17:58)