マトリョーシカと、その用法


ハイバネカナタ『マトリョーシカと、その用法』@シアター711を観に行ってまいりました。


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『 凄いや本当に。好きになってしまいそうだよ。 』

つまらない。つまらない日々が続く。
変化の無い繰り返しの日々に辟易する江島ココロ。
そんな彼女が恋をすると世界は簡単に色彩を帯びていく。
少しずつ足されていく色は段々と日々を彩り、美しく仕上げ、
美しさを通り越し、どぎつくなっていく。

ココロが働く謎のアルバイトを探る記者はある病院に辿り着き、
院長と製薬会社は怪しい相談をする。病院内の権力争いとアルバイトの恋。
繋がる筈の無い話が繋がった時
ココロはどうしようもない選択を迫られ、院長は自分の本音を振りかざす。

神様を作る人が偉いのか、神様を利用するヤツが偉いのか。


はじめて観るハイバネカナタ。
以前ワークショップでご一緒した、宍泥美ちゃん(しっしー)が先日BUDOKANに来てくれたときにご案内をもらって行ってみました。

チラシもちゃんと見てなくて、ほとんど情報を入れずだったので、どんな感じかと楽しみだったのですが、客入れ中に流れてた藤子不二雄アニメの曲を聴きながらぼんやり思い描いてたのとずいぶん違った。
ひさしぶりに観るかんじのお芝居。
カラフル&ポップで、ザラつきを残したまま全力でぶん投げてるエンターテイメント。
これ、でっかい劇場で観てみたいなぁ。

しっしーは歯並びがうつくしいので、ニコニコ笑いながら冷ややかなこと言ったり、内側に秘めた思いを隠しながら淡々と語ったりするのがとても映えるね。
あと、共通の友だちがいろいろいたり、ちょいちょい会うけどちゃんとお話したことのなかった三瓶さんのお芝居をはじめて拝見。ふだんの感じとか知らないのだけど、役がとてもハマってた。華があるなァ。


終演後は、友だちといっしょにタカタンが働く東京DOMEヘ。
毎度おなじみのメンツだったんだけど、呑みっぷりのいいゴキゲン女子を連れて行くとみんなのテンションがちがうね!
楽しかったわァ。
なぜかタカタンとTUBEをアカペラで熱唱したり。

「ちょっとだけ呑む?」と言って、ちょっとで終わったためしがないね。
無理だよね。

 

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