[酒場めぐり]蕎麦いざか家 田衛門

長野に住む従姉妹が軽井沢で結婚式を挙げるというので、お招きいただいたので長野に行くことに。
式が朝10時からはじまるということで、新潟に住む家族は前乗りして長野のホテルに泊まるそうなので、いっしょに前乗りすることに。

というわけで、夜21時ころに佐久平駅で待ち合わせ。
新幹線の旅のお供は何にしようかな、やっぱりお決まりのシウマイ弁当かな、とかいろいろ考えたけれど、姉から「駅の近くで美味しいお店探しといて」とメールで指令がくだったため、缶ビールと味ごのみ的なおつまみで我慢。

佐久平の駅で合流して、ひとまずビジネスホテルにチェックイン。
明日の正装を持ってきてるのでみんな大荷物。


iPhoneでいろいろ調べてはみたけれど、基本的に食べログ等はあまり信用してないので、酒呑みの嗅覚を頼りに探そうと思って食事に出る。
全員B型の家族で、いろいろ連れ回すとギャンギャン言うからこれは短期決戦で決めないといけないパターン。
ひとまずホテルのすぐそばにいくつかあったお店のなかで「蕎麦いざか家 田衛門」というところに入ってみることに。

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お店に入ってメニューの並びを見て、お通しの行者にんにくのおひたしを食べた瞬間思ったよ。
今日もいい嗅覚はたらいたね。


家族がそれぞれ食べたいものを思うさま発注。
美味かったなぁ。
山菜の天ぷらは、こごみ・こしあぶら・たらの芽・うどなど。ここのところずっと食べたいと思ってたのだ。

馬刺もあったから食べるよ。長野だもの。

牛すじの肉じゃがとか、わさびの効いたポテトサラダとか、豚の角煮とか。
いろいろ頼んだけどどれもこれもハズレなし。

そして〆には蕎麦。これもまた最近食べたかったんだよね。
エッジが立っててコシがしっかりしてて蕎麦感が強めの大好きなヤツだ。
まあ、地酒がすすむわけだよ。
そば湯がまた美味い。


腹ごなしにお姉ちゃんとコンビニまで散歩して、缶チューハイ買ってホテルに戻って、食べきれずに包んでもらったお新香をつまみながらちょっとだけ部屋呑み。

よくよく考えてみたら、実家に帰るときはたいがい家で食事をして、外で食べるといえば地元の行きつけのラーメン屋とか。
誰かが車のハンドル握ってるので、家族4人揃って居酒屋に行くなんて機会が実はあまりなかったのでけっこう新鮮。
たらふく食べて呑んで、あとは目の前のホテルで寝るだけ、てのがまたイイね。


お店に入って人数を伝え、席についてメニューもらって最初の一杯を頼んで、ひとまず乾杯したらつまみをいくつか頼んで、というツラツラと流れる段取りのよさに「......ホント慣れてるね」とすっかり感心されました。
まあ、慣れてるっちゃ慣れてる。
都会のくらしで、酒呑みの嗅覚も強くなりました。


ふー。
長野、いいねえ。

 

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