ミスターホーム

本日は稽古お休み。

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ランチタイムにひさしぶりにARENAに入って、週末の肉フェスvol.23用のネギ塩だれの仕込みなど。

今回の肉フェス、残念ながらスタッフとしては入れないのですけれど、毎回毎回すこぶる美味しくて楽しいこのイベント。
スーパーなどではなかなか手に入らない美味しいお肉が、男性3,000円・女性2,000円で時間無制限の食べ放題。
写真は肉フェス名物のローストビーフね。たまんねえんスよ、コイツ。
このほかにも牛カルビ・イベリコ豚・ホルモン・鶏肉・豚しゃぶなどなど。

9月27日の16時からスタート、予約不要の飛び込み大歓迎ですヨ。
おいしい肉をたらふく食べたい食いしん坊は、ARENA下北沢に集合ね!



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夜は新宿K'sシネマにて、レイトショーで『ミスターホーム』を観に行ってきました。

海沿いの田舎町に建つ一軒家。そこには行き場を失い、漂着したかのような住人たちと、大家さんと呼ばれ親しまれているひとりの男が住んでいた。妻に黙って家を出てきた夫、若くして世間で評判となった詩人と担当編集者、サークルレベルの新興宗教に集まった信者たちと教祖。それぞれに事情を抱える住人たちと大家さんとのシェアハウス生活は、ある日帰ってきた大家さんの妹・裕子の登場によって崩れ始める。大家さんはそこに、新たな家族を作ろうとしていた。

5章からなる「家族」のものがたり。
MUのハセガワアユムくんが、5章のうちのひとつの脚本・監督を手がけたこの作品。

必要以上に語ることなく、それでいて背景の奥深さを丁寧に描いている、たいへん素敵な空気感。風と匂いと光がやわらかい。

いいなぁ。
ああいうの、大好きだ。
レイトショーで観たけれど、きっと秋晴れのなかモーニングショーで観るのもきっと気持ちよかったろうな、と思う。


アユムくん監督のおはなしのなかで、登場人物がイライラした気持ちをあらわすのに「他人のカレーの食べ方が気になる」と語っている場面にグッときました。

「◯◯は計画性がないからごはんとカレーのバランスが悪すぎるし、△△はぐちゃぐちゃかき混ぜて汚い、□□はごはんを食べずにカレーのルーばかり食べるとか、ありえない」といった感じの、いつもエッジの効いた視点をもつアユムくんのことばにシビれましたよ。

あのシーン、テキスト送ってほしいな。
ちょっと声に出してみたいぞ、あの台詞。

 
YAMAZAKI Kazuyuki (2014年9月25日 22:10)